2016年11月1日 11:00
叱られていないのに先生を怖がる息子。幼稚園での様子を見てみると…
もし、進級後からきちんと先生との信頼関係が築けていたら、「この先生が言うのなら」と思えていたら、事態は変わったのかもしれません。
レールから外れることは怖い。それでも私が子どもたちの笑顔を大切にする理由
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038016492
現在、息子はまだ幼稚園に籍を置いています。
幼稚園との交渉はまだ続いていて、先生方はなんとか息子が以前のように幼稚園に通えるようにとあれこれ策を講じ、「今幼稚園を辞めてしまったら、この先どうするんですか!?小学校は?中学校は?」と心配して下さっています。
進学、就職…そのレールから外れずに、何とか耐えていくこと。それが正しい道なんだと、園の先生方は口を揃えておっしゃいます。確かにそのレールから外れた先に何があるのか、私にもわかりませんし、わからないから怖い。
それでも、子どもたちの心を殺してまでもレールにしがみつくことは、私にはできませんでした。先生に請われ、渋る息子を1度だけ幼稚園に連れて行ったことがあります。
笑顔で駆け寄ってきてくれるたくさんのお友だちを眺めていると、この子たちのように息子も幼稚園生活を満喫できたら、どんなに幸せだっただろうと思います。
それでも、教室の片隅に目を向けると無表情で佇んでいるお友だちもいて、息子もきっとこんな風に過ごしていたんだろうと胸を締め付けられる思いがしました。息子は黙って私にしがみつき、俯いたまま顔をあげようとしませんでした。
親の理想と子どもの現実。うまく行かないことだらけ。それでもきっと、心地よく過ごせる場所が見つかるはず。
合わない場所から離れるのは悪いことではない。笑って過ごせる場所を探していけばいい。それが“自分らしく生きる”ということなんだよ、そう信じて、子どもの笑顔を見守りながら前に進んで行きたいと思います。
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