子育て情報『叱られていないのに先生を怖がる息子。幼稚園での様子を見てみると…』

2016年11月1日 11:00

叱られていないのに先生を怖がる息子。幼稚園での様子を見てみると…


年長に進級した息子。間もなく登園を渋るようになり…

叱られていないのに先生を怖がる息子。幼稚園での様子を見てみると…の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038000441

6歳の息子にはADHDの診断が出ています。これまでは毎日元気に幼稚園に通っていたのですが、登園を渋り出したのは進級後、しばらくしてからのことでした。

幼稚園に行く時間になると私にしがみつき、「ママと一緒にいたい」と泣くようになったのです。1学期の間は、なんとかなだめて登園させたり、時々休ませたりすることが続きました。

「担任の先生が怖い」それが、息子が登園を渋っている理由でした。

何度か担任の先生とお話しをしましたが、「息子さんを特別きつく叱ったりはしていません」「むしろよくできる方なので叱る原因がありません」という回答でした。


先生とあまり相性が良くないのかな?合わない人と過ごすのも人生経験、そこから何かを学べればいいかな?と思い、息子にもそう言って聞かせましたが、「怒られるかもしれないから行きたくない」と、相変わらず登園渋りは続くのでした。


息子の様子を見に授業参観へ。そこで見えたのは、家庭の方針に応じて対応を変える先生の姿だった

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そんな中、幼稚園の授業参観がありました。私は息子の登園渋りの原因を探ろうと、先生とのやりとりを観察することに。

息子は先生の話を一語一句聞き逃すまいと、必死でお話しを聞き、うなずき、返事をしています。
工作の課題を与えられると、自分の行動が間違っていないか必死に周囲のお友だちを見回し、「このやり方で合っている」と確信すると、遅れないように必死に作業を行っていました。

失敗を極端に恐れる、という特性を持っている息子らしい行動だな…と思いながらその様子を眺めていました。

一方、行動がゆっくりなお友だちもクラスにはいて、先生は彼らに声をかけていました。

「いつまでやってるの!?もうみんな終わってるよ!」「早く〇〇しましょう!みんなが待ってくれてるでしょ!」「まだこんなところをやっているの?間に合わないよ!」

そのお友だちのご両親は、「みんなと同じ速度で行動ができるよう、きちんと躾けてほしい」という方針だそうで、事あるごとに先生から注意を受けるのです。

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