子育て情報『特別支援学級に入るのは「かわいそう」なこと?私たち親子の決断』

2016年11月6日 11:00

特別支援学級に入るのは「かわいそう」なこと?私たち親子の決断


4月からの就学先、親子の願い通り特別支援級に決定!でも周りの反応は…

特別支援学級に入るのは「かわいそう」なこと?私たち親子の決断の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10132112389

我が家の娘は来年から小学生になります。就学先を決める就学相談の結果、「特別支援学級固定制が望ましい」との判定を受け取りました。

娘はもともと、「人が少ないクラスがいい」と強く希望していました。

私は娘の兄が過ごしていた通常学級を例に出しながら、

・支援学級は、通常学級とは違った形の少人数のクラスだということ
・支援学級でも、通常学級で一緒に過ごす機会などもあること

などを何度も聞かせ、意思の確認を行っていました。

希望通りの結果になり、娘もホッとした様子でした。

しかし私たちが喜んでいる一方で、特別支援学級へ就学になったことを周囲の人に伝えると、中には

「え?!そうなの…(お気の毒に)」

といった感じの反応をもらうことが何度かありました。

どうも「特別支援学級に行く」ということは、「みんなと一緒では勉強についていけないかわいそうな子」というイメージでとらえられているようです。

特に娘の場合は、「そんな風には見えないのにそれまた何で?」「やっていけそうなのに、どうしてわざわざそんな所に入れるの?」と疑問に思われているようでした。



確かに一見すると問題なさそうに見える娘。でも本人に希望を聞いてみると

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確かに娘は一見何の問題も「無さそうに見える」タイプかもしれません。

発達検査の数字を見ると、大きな凸凹がありますが総合値は107と知的能力は平均的です。

生活面も自分のことは自分でそれなりにできていますし、問題がないというよりむしろしっかりしているように見えます。

たぶん、就学相談で私が特に何も言わなければ、通常学級への就学が決まっていたことでしょう。

でも、そんな娘に、どんな学校に行きたいか聞いたときのことです。私「どんな学校がいい?」

娘「人が少なくて、静かな学校がいい。」

私「どうして人が少ないほうがいいの?」

娘「だって、うるさいと疲れるでしょ?それに、お友達がいっぱいだったら困っても先生に言えない。」

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