子育て情報『特別支援学級に入るのは「かわいそう」なこと?私たち親子の決断』

2016年11月6日 11:00

特別支援学級に入るのは「かわいそう」なこと?私たち親子の決断

子どもにとって過ごしやすい環境であれば、それだけトラブルや問題を回避することができ、親のストレスもそのぶん減らせるのではないでしょうか。


支援級や支援学校に入ることは、本当に「かわいそうなこと」なのだろうか?

特別支援学級に入るのは「かわいそう」なこと?私たち親子の決断の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10230001723

おそらく私と同じように色々な心配をし、さまざまな葛藤や思いの中をグルグルと彷徨いながら、たくさんの考えを経て就学や進路を決めている保護者の方はたくさんいると思います。

これだけの思いを経て出した選択なのに、「支援級」や「通級」「支援学校」などに通うことは本当に「かわいそうなこと」なのでしょうか?

残念ながら、周囲の方々の中には「支援級」「通級」というものをご存じない方や、正しく理解していない方もまだまだ多数いらっしゃるかと思います。

私も、私の親世代の方にはなかなかどういうものかを伝えることができず、最終的に「昔でいう障害児学級みたいなものだよ。」と説明したことがあります。

でもそうすると「この子たちは『障害児』ではないでしょう?昔はこんな子いっぱいクラスにいたのに…」などとまた一から堂々巡りの説明に疲れてしまいました。

他にも、その必要性を感じていながら我が子を支援学級や支援学校にへ入れることをためらい、家族の理解も得られず、ひとり我が子や学校と向き合い続けてる方もいらっしゃるでしょう。

私のように周りの反応にモヤモヤしてしまったり、凹むこともあるかもしれません。

ですが、それぞれに考え抜いて出した結論に、自信を持って良いと思うのです。


私たちの結論や期待に十分沿えることができる教育環境であって欲しいのはもちろん、
通級・支援級・支援学校に対する正しい理解や認識が広まり、子どもたちが、そしてその親たちが何の引っかかりもなく当たり前の選択としてそれらを選べる社会であってほしいと思います。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.