子育て情報『森田療法とは?受診方法や具体的な治療法(入院・通院)は?森田療法の「あるがまま」という考え方について』

2017年1月19日 13:00

森田療法とは?受診方法や具体的な治療法(入院・通院)は?森田療法の「あるがまま」という考え方について

作業期には、不安や症状を抱えながらも、目の前の必要な行動に積極的に関わっていく行動が大切となります。それらを体験することにより、不快な症状に対する執着から解放されていきます。

◇第4期
第4期は社会生活への復帰の準備期であり、1週間~1ヶ月程度です。外出、外泊を含めて社会復帰への準備をします。場合によっては院内から通学・通勤も認められます。

http://www.mental-health.org/morita3.html#nyuinryohou
入院療法について|公益財団法人メンタルヘルス岡本記念財団

http://www.jps-morita.jp/accredit.html
認定医制度について|森田療法学会


森田療法は自分でもできる?

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10272000444

もちろん、病院へ通って専門家により治療をしてもらえればよいのですが、時間などの都合により病院に通うことができないこともあるかもしれません。森田療法は自分で行うこともできるのでしょうか。

メリットとしては通院費がかからない、病院まで行く必要がないことですが、デメリットとしては、どのように実践していくのか治療の方法が見えづらいことや、森田療法を継続していくためには根気が必要であることなどがあります。


森田療法では「知識を身につけることでも楽になる」と言われており、神経症の症状の仕組みを理解することが治療へのもっとも近道だといわれています。自助グループに入ったり、ネット上の掲示版である体験フォーラムに参加したりすることで森田療法理論を勉強することにより、生活の中に森田療法を取り入れていき、症状の軽減を行っていきます。

森田療法を実践し症状を克服した人から自らの経験や意見、アドバイスを貰うことで、実際に症状に悩み、克服した経験に根ざした意見を参考にすることもできるでしょう。

自助グループに参加をすることにより、森田療法の実践の方法を学んだり、他の会員と情報を交換することができます。入会金と年会費が必要ですが、1ヶ月に1回全国で集談会という集まりがあり、世話役といわれる人や、同じく神経症のある参加者から話を聞くことができるなど、回復までを後押ししてくれます。

3ヶ月にわたる基準型学習会やオンライン学習会などが定期的に開催されています。

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