子育て情報『ストラテラの効果・副作用とは?ADHDのある人に処方される薬ストラテラを詳しく解説します』

2017年2月15日 21:06

ストラテラの効果・副作用とは?ADHDのある人に処方される薬ストラテラを詳しく解説します

またたとえ重度でなくとも、環境調整などの薬物療法以外の治療をすすめているにもかかわらず、ADHD症状が改善されず本人も周りも日常生活に大きな困りごとが生じている場合にも薬物療法が検討されます。ただし、どのような場合であっても、ADHDの症状や日常生活の困りごとは個人差が非常に大きいことから、医師とよく相談することが重要です。

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参考書籍:ADHDの診断・治療指針に関する研究会、齊藤万比古編『注意欠如・多動症-ADHD-の診断・治療ガイドライン第4版』(株式会社じほう、2016年)226-228ページ

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参考書籍:日本精神神経学会/監修『DSM-5』(『精神疾患の診断と統計マニュアル』第5版)(医学書院、2014)


ストラテラの用法・用量

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10517001581

ストラテラは飲み薬で、現在カプセルと液体薬剤のどちらかが処方されます。カプセルは5mg・10mg・25mg・40mgの4種類あり、医師が処方した用量になるように組み合わせることが可能です。カプセル内の物質は刺激物のためカプセルを分解することは禁止されています。

そこで、まだカプセルが飲めない子どもや、カプセルが飲みづらい人には、液体薬剤(内用液)0.4%を選べるようになっています。

18歳未満の子どもと18歳以上の成人では処方量や処方回数が異なります。子どもには体重に基づき決定した1日分の用量を1日2回に分けて処方される一方、成人では体重に関係なく用量が決められ1日1回もしくは2回に分けて処方されます。


また、子どもも成人も少量からの服用で治療がはじまります。どのように処方されるかは、医師が診断の上で判断しますので、かかりつけの医療機関で相談してください。https://www.lilly.co.jp/_Assets/pdf/lillyanswers/products/guide_str.pdf
出典:患者向医薬品ガイドストラテラ5mg・ストラテラ10mg・ストラテラ25mg・ストラテラ40mg|日本イーライリリー株式会社

https://www.lilly.co.jp/_Assets/pdf/lillyanswers/products/guide_str0.4.pdf
出典:患者向医薬品ガイドストラテラ内用液0.4%|日本イーライリリー株式会社


ストラテラが効き始めるまでには時間がかかります

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薬には飲んですぐ効果が現れるものと、効果が現れるまでに時間がかかるものがあります。

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