2017年3月26日 10:25
発達障害におけるグレーゾーンとは?特徴や注意すべきポイントのほか、支援、療育について紹介します!
と「合理的配慮」の受け方について紹介していきます。
療育とは?グレーゾーンの子どもが療育を実際に受けるためには?
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038009482
療育は「治療」と「保育・教育」を合わせた言葉です。障害のある子どもが社会的に自立できるように専門的な教育支援プログラムを通して行われるトレーニングのことを指します。
グレーゾーンの場合、療育を通して困難が解消される可能性が高いと言われており、小学校就学以前の障害児が通うことのできる「児童発達支援」や、障害のある就学児(小・中学生、高校生)が学校の授業後や長期休暇期間に利用できる「放課後等デイサービス」などの施設を利用することもできます。
これらの施設における支援は、診断がなくても受給者証の発行を受けることで、少ない自己負担額で利用できるようになります。詳しくは以下の関連記事からご確認ください。
また、療育センターについての詳細や、療育について定めている児童福祉法や療育を受ける上で必要な手続きについては、以下の記事をご参照ください。
子どもに療育を受けさせる上でひとつ忘れてはならないのは、本人の意思を尊重することです。
子ども自身が療育センターなどでトレーニングを受けることを拒んだり、前向きではなかったりする場合は、無理強いせずに、まずは家庭内でできる環境調整や工夫をしてみることをオススメします。
家庭におけるトレーニングを通して成功体験を積み重ねたり自己肯定感を育んだりすることで、次のステップへとつなげることができます。また、保護者向けのペアレントトレーニングを受けるなどして家庭での接し方を学ぶのもよいでしょう。https://h-navi.jp/teaching
参考:親子のヒント|発達ナビ
グレーゾーンの子どもが学びの場で受けられる配慮・支援
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10248014451
発達に特徴がある子どもが困りごとを抱えずに生活をおくるためには周囲のサポートが必要になる機会も生まれます。グレーゾーンの子どもであれば、通常学級に通うケースも多いため、担任の先生の発達障害への理解が十分でないこともあります。