2017年5月29日 11:30
歯が抜けるなんて絶対いやだ!そんな長男の成長を待ってくれた「乳歯」
いよいよその日がやってきたのです!
下の前歯がグラグラし始めました。それに気づいた長男は怖がって歯を見せようともしてくれませんし、自分で触ることもしません。
しかし日に日に揺れが大きくなる乳歯、もう今にも抜けそうです。
ある日下校時のスクールバスで、運転手さんが
「Aくん、歯が抜けそうだって担任の先生が言ってたよ」と声をかけてくださいました。
そしてその日の連絡帳にも「歯が抜けそうでイライラしています」と。
たくさんの人に見守られながら、乳歯はグラグラを続けています。
そして、ついに息子の乳歯は、
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161009038
そしてその日の夜、
「ママー、歯が抜けたーーー」
意外や意外、「牛乳ちょうだい」くらいの普通のテンションで教えてくれました。
私「えっ?見せて!痛かった?」
長男「いたくなかった」
私「すごいねえ!格好いいね!」
長男「A君のね、歯がぬけた。
いたくなかった。」
あれだけ怖がっていた長男はとっても自信に満ち溢れた顔をしていました。
乳歯が長男の成長を待ってくれたのかも
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28208001545
その日は眠りにつくまでに100回くらい
「A君のね、歯がね、抜けた。いたくなかった」
と教えてくれました。
そして翌日はスクールバスの運転手さんにも歯がぬけた口を見せて喜んでもらい、担任の先生にも「いたくなかった」と嬉しそうに言っていたようです。
あれだけ怖がっていた歯の生え変わり、いざ抜けてみれば拍子抜けだったようではありますが、1年前ではなく今この時期に抜けてくれたことは彼の精神的なダメージを最小限にできたように思いました。そんなことを考えると、もしかしたら息子の心の準備が整うまで、乳歯は抜けるのを待っていてくれたのかな?とも思ってしまいます。
子どもの乗り越える力を信じたい
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10112001352
親が知らないうちにどんどん心の成長を遂げていく子ども。ついつい親は先回りしがちですが、子どもの乗り越える力を信じることは大切だなと、日々感じます。