子育て情報『ADHDの恋愛・結婚|ADHD特性ならではの魅力と恋愛での困りごと、 その解決方法をご紹介!』

2017年6月29日 19:30

ADHDの恋愛・結婚|ADHD特性ならではの魅力と恋愛での困りごと、 その解決方法をご紹介!

幼少期にたくさん叱られた、友達とうまく仲良くできなかったなどの経験から、恋愛に対しても自信を失ってしまうことがあります。

まずは、3つの特性がどのような失敗や恋愛・結婚へのネガティブさにつながっていくのかについて説明します。

◇不注意(集中力がない)
不注意の具体的な特徴としては、忘れ物が多い、片づけや整理整頓が苦手、気が散りやすいなどが言われています。恋愛や結婚で相手との関係性を深めたり維持したりするうえでは、その他にもこのような困り感が考えられます。

・大切な約束の日時や記念日などを忘れたり守れなかったりして、パートナーを怒らせてしまう
・相手の話を集中して聞くことができず、自分の意見だけ通してしまう
・金銭の管理や家事・育児の段取りがうまくできないなど

不注意という特性から、そんなつもりはないのにパートナーを怒らせたり悩ませたりすることがあり、そこから「どうしたらいいのだろう…」と困っている当事者の方もいるようです。

◇多動性(じっとしていられない)
多動性の特性は、落ち着きがない、過度なおしゃべりなどに代表されます。恋愛面ではどのような悩みにつながるのでしょうか。

・そわそわして体が動いてしまったり、貧乏ゆすりをしたりするのをやめられず、相手に気ぜわしい、一緒にいて落ち着くことができないなどの印象を与えてしまう
・早口だったり一方的に絶え間なく話したりしてしまい、相手との対話がうまくいかない
・興味や関心の対象の移り変わりが激しいため、仕事や住居なども転々とすることがあり、パートナーを戸惑わせてしまうなど

じっと座っていられない、常に身体のどこかを動かしているなどの目立った多動性は、成長するにつれて、落ち着いていきます。
ですが、何となくそわそわしてしまうようなことは大人になっても変わらないと言います。また、多動性は身体の動きだけでなく、話し方や心や気分の移り変わりにも影響するため、コミュニケーションのアンバランスさや気持ちや興味の変動が起こることがあります。◇衝動性(考えずに行動してしまう)
衝動性は、恋愛においては自分の「好きだ」という気持ちに正直に行動できたり、思い切って告白したり、プラスに働くこともあります。一方で、気に障ると乱暴になってしまうことがある、順番待ちができないなどと言われますが、恋愛や結婚の場面ではこのようなことがありえます。

・その場の雰囲気にそぐわない発言や思いつきの言動をしてしまい、相手を傷つけてしまう
・相手への感情や要望を抑えることができず、ストレートにぶつけてしまう
・衝動的な行動(急に高価な買い物をしたり、高額契約をしたりするなど)

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