子育て情報『空気が読めない…そんな子どもに試したい「アナログゲーム療育」って?』

2017年8月18日 14:00

空気が読めない…そんな子どもに試したい「アナログゲーム療育」って?


今の時代に求められるコミュニケーション力とは?

アナログゲーム療育アドバイザーの松本太一です。

私は、150種類以上のカードゲームやボードゲームを使ってコミュニケーション力を身につける「アナログゲーム療育」を開発し、発達障害のあるお子さんや大人の方を対象に実践しています。

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Upload By 松本太一

アナログゲーム療育のコンセプトを一言でまとめれば、下のとおりになります。

これまでの教育や療育は、大人が子どもに何かを教えたり命令する上下関係が基本となっていました。つまり「教える側と教わる側」、「命令する側とそれに従う側」という関係です。

しかし、IT化やグローバル化が急速に進む現代社会では、多様な立場や価値観を持った人たちと対等な立場で関わる必要があります。そこで求められるコミュニケーション力とは、お互いの尊敬に基づいて、交渉したり合意形成できる力だと考えています。

お子さんがこうした力を身につけるためにはどんな経験が必要なのでしょうか?
ピアジェやヴィゴツキーといった著名な心理学者たちは、ルールを伴う集団遊びを通じた子ども同士の関わり合いの大切さを強調しています。

しかし、発達障害のあるお子さんの場合、障害の特性として、相手の気持ちを察したり集団のルールを理解するのが難しいことがあります。そうしたお子さんが安心して楽しみながらコミュニケーションの練習ができるように開発されたのがアナログゲーム療育です。


子ども同士のヨコの関係づくりが難しい

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28208001352

発達障害のある子たちのことで、今、1つ心配していることがあります。

それは、親御さんや先生といった大人との関係は良いのに、同年代の子どもたちとの付き合いを避ける子が多いことです。
過去に集団遊びで失敗した経験がもとで、他の子と遊ぶことに不安感を感じているのです。

しかし、大人と関わる経験だけでなく、子ども同士の関わりを経験しないと、相手の気持ちや場の状況を「読む」力は中々身につきません。大人との関わりでは、子どもが少々無理なことを言っても大人のほうで合わせてくれます。しかし、子ども同士の関わりでは、相手の意にそぐわないことをすれば関係を絶たれてしまうかもしれませんし、集団のルールを守れなければ、仲間はずれにされてしまうかもしれません。

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