子育て情報『ヒントは連想ゲーム!息子の「こだわり」を燃料に変えた、世界を広げる秘策』

2017年9月28日 12:00

ヒントは連想ゲーム!息子の「こだわり」を燃料に変えた、世界を広げる秘策

そんな、悪循環に囚われ身動きが取れなくなっている様子を見て取ることができたのです。加えて、トミカで遊ぶときの息子の集中力が明らかに落ちていて、トミカの新製品を見つけても、大喜びで飛びつくようなことはなくなりました。

私はそのとき、「興味の対象を広げるなら今だ!」と感じたのです。とはいえ、私は息子のこだわりの強さはよーく分かっているので、突然全く新しいものを与えたとしても「トミカじゃなきゃ嫌!!」と癇癪を起こすことは火を見るより明らかでした。

そこで私は、連想ゲームのように、「トミカ」「車」に関係のある別のおもちゃを探しました。また今度は「出来上がった」ものではなく、息子自身が作ってゆけるものを選ぶことを思いついたのです。

さまざまなアイテムを調べた結果、車を作ることのできる幼児用のレゴセットを見つけました。国内では売っていなかったので、インターネットで海外から取り寄せることに。


最初にそれを見た息子は、

「作るのは嫌っ!!!」「出来上がったのちょうだい!!」

と癇癪を起こしたもの、少しずついじっているうちに、すぐにハマり始めたようです。やがて、車だけが興味の対象だった息子は、レゴの世界に引き入れられていきます。最初はいろいろな形の車を作って遊んでいましたが、今度は周りの建物も作り始めました。

これは大きな変化でした。息子の世界は、最初こそ目の前の車だけでしたが、ときがたつにつれ立体的に広がっていき、車の周りにある信号、道路、ビルへと飛躍的な広がりを見せたのです。


そして遂に、ゲームの世界へ

息子にレゴを与えたのは4歳のとき。息子は、レゴとトミカを組み合わせながら、部屋の全面を使って遊び続けました。これも、一切邪魔することなく、小学校入学まで思う存分やらせました。
そして小学校1年生になって、息子の興味の対象に、大きなブレイクスルーがあったのです。

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Upload By 林真紀
息子は、「マインクラフト」というゲームの面白さにハマり始めます。姉がやっていたのを見て、息子も興味を示し始めました。

「マインクラフト」の世界は、立方体のブロックで構成されており、建造物やその他の様々なものをブロックを使って自由に創造することができます。これは、今まで息子がハマっていたレゴ遊びを、ゲーム上でやる感覚です。ブロックにはたくさんの種類があり、積み上げるのも壊すのもリモコン1つで簡単にできます。

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