2018年2月21日 11:55
反抗期ADHD息子の「コミュ力UP」に…!会話のコツ「刷り込み作戦」開始の巻
「コミュ力UP」ワークショップで、会話のコツをGET
息子リュウ太のコミュ力のなさに悩んだ私は、とあるワークショップに参加しました。
それは、発達障害がある人のための自助会が主催する、コミュニケーション向上のためのワークショップでした。この会に参加して、コミュニケーションにはルールやマナーがあることを知ることができたのです。
絶賛反抗期の息子は、人の話を聞かない…どうやったら伝わるの?
Upload By かなしろにゃんこ。
これまでは、会話にそんな気を使ってこなかった私。雑談でも、相手を思いやったり場の空気を悪くしないで盛り上げるテクニックがあることを知りました。
発達障害がある人がやってしまいがちな「会話のクセ」を教えてもらうと、息子どころか私にもあてはまることがいっぱいありました。その悪いクセは、ワークショップで学んだ会話のルールやマナーを実践することで、改善することができるのです。
ちょっとした物言いで、周りの子と争いが勃発しがちな反抗期の息子です。「早く教えなきゃ!教わったこと全部伝えたい!」と気持ちばかり焦ります。でも、絶賛反抗期の息子に「いいネタありまっせ」と教えたところで、荒ぶる思春期の負のパワーで拒否されるのは目に見えています。自分の話は長々とするくせに、人の話を聞くことは苦手なリュウ太です。どうしたらいいのか、途方に暮れてしまいました。
「もしかして」「かも」語法で、自主性・想像力・柔軟性を育む!
Upload By かなしろにゃんこ。
ワークショップに再び参加したとき、司会進行役のKさんから「イイこと」を教えてもらいました。
発達障害がある子はとっても素直な子も多いといいます。
親の言うことは絶対守り、親の言ったことを疑わずそのまま大人になってしまう人もいるそうです。
でも、親だって間違ったことを言うこともあるし、偏見で発言することもあるかもしれません。世の中にはいろいろな答えがあり、親の言うことがいつも正しいわけではない。自分で選んでいく力も必要です。また、「こうしなきゃダメ」と決めつけるのではなく、柔軟な考え方ができたほうが生きやすい面もあります。そういう考え方を育むためにも「断言しない伝え方をするといいですよ!」と教えてもらいました。言葉の頭に「もしかしたら~」とつけたり、語尾に「かもしれない」とつけて、他の考え方の余地もあることを示す言い方をするのがいいそうです。