子育て情報『「ぬいぐるみとのおしゃべり」体験がもたらす発達支援効果の共同研究 Pechat✕LITALICO発達ナビでモニター調査を開始』

2019年3月14日 14:10

「ぬいぐるみとのおしゃべり」体験がもたらす発達支援効果の共同研究 Pechat✕LITALICO発達ナビでモニター調査を開始


ぬいぐるみとおしゃべりできる!「ペチャット」による発達支援効果の共同研究を開始します

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発達障害のあるお子さまの中には、発語やコミュニケーションの面で発達がゆっくりだったり、強い特性があらわれたりするお子さまもおられます。そうしたお子さまのコミュニケーション支援の方法として、ぬいぐるみやロボットなどの活用が有効ではないかという仮説があります。

ぬいぐるみという存在を介することで、人との会話に抵抗があったり、不安が強かったり、興味・関心が薄かったりするお子さまでも、スモールステップで会話の楽しさを経験していくことができるのではないか、と考えられています。

そこで、LITALICO発達ナビでは、ぬいぐるみにつけるおしゃべりボタン「Pechat(ペチャット)」の企画・製造・販売を行う株式会社博報堂と、「ぬいぐるみとのおしゃべり」体験がもたらす発達支援効果に関する共同研究を行うこととなりました。

ぬいぐるみにつけられるボタン型スピーカー「ペチャット」は、スマートフォンのアプリを操作することで、ぬいぐるみとのおしゃべりを実現してくれます。

セリフリストを使って、ぬいぐるみからお子さまに話しかけることができ、文字入力や吹き込みでセリフを追加することも可能です。

ほかにも、お子さまの話した言葉をまねするモードや、『どんぐりころころ』など20曲を収録した「うたリスト」、『赤ずきん』など20話を収録した「おはなしリスト」など、お子さまが楽しめる機能がたくさんあります。

そして今回の共同研究では、発達障害のあるお子さまの、日々の育児に役立つ活用方法や、「発語」「コミュニケーションスキル」などの発達を促す可能性を研究する予定です。
発語やコミュニケーションの面で発達がゆっくりなお子さまにとって、いきなりほかの人とお話することが難しくても、ぬいぐるみというおもちゃを介することで、スモールステップで発達をサポートできるのではないか、と考えています。

研究プロジェクトには、監修者として鳥取大学大学院 医学系研究科 臨床心理学講座教授・LITALICO研究所スペシャルアドバイザーの井上雅彦先生にも参画いただきます。

この記事では、発達障害のあるお子さまのご家庭でのペチャットの活用方法や研究概要についてご紹介するとともに、研究にモニターとしてご協力いただけるご家庭の募集を行います。

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