障害に寄り添い学ぶことがチーム力を強める?研修から社会を変える企業の試みーLITALICO発達ナビミートアップvol.5
企業のチカラで、発達障害のある子どもと家族、当事者のためにできることを考える場・ミートアップ

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「LITALICO発達ナビ」では、発達障害に関するコラムの発信や、施設情報の提供などを通して、発達障害のあるお子さんや、保護者の方々の生活を取り巻く困難の解消に取り組んできました。
現在は、月間300万人以上の方がサイトを訪れています。多くのユーザーの方にとって、必要な情報と出合ったり、同じような悩みを持つ仲間との交流ができる場となっています。
一方で、発達ナビの力だけでは解消できない困難が多いことも事実です。そこで、発達障害にまつわるより多くの困りごとを解消していくため、さまざまな分野の企業とのコラボ企画・協業を進めています。
「LITALICO発達ナビ ミートアップ」では、ゲストスピーカーをお招きし、講演や参加者の皆さんとLITALICOスタッフでのディスカッションを行っています。5回目のミートアップでは、株式会社ミュゼプラチナムでCSRを推進する柳沼政樹さんに登壇いただきました。
ミュゼプラチナムでは、昨年度より社員向け研修を実施。
さまざまな特性がある人にとって、働きやすい環境を推進するため、発達ナビの編集長・鈴木による研修を、全国8カ所で行い、すでに約300名の社員が参加しました。
ミートアップの様子をレポート!

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今回のミートアップでは、発達障害にまつわる状況などを編集長の鈴木から紹介した後、ミュゼプラチナムの社長室広報PR課 課長とCSR推進室長をつとめる柳沼政樹さんから、発達ナビとコラボレーションして行っている社員向け研修について事例の紹介をいただきました。
ミュゼプラチナムは、全国に175店舗を出店する脱毛サロンで、業界ナンバーワンシェアを誇ります。エステ業界には、ノルマのための強引な勧誘などのイメージがありますが、それを排除し、店舗というチームで評価する体制をとっています。
チームで目標を達成していくためには、管理職は部下の個性を知り、個性を伸ばし、店舗の成績につなげるためにスタッフをどう導くかを柔軟に考えられる力が求められます。ですが、多忙かつ1店舗あたり多いところでは40名以上となるスタッフをまとめあげることは簡単ではありません。そこで、管理職向けの研修を全国で実施することになりました。