2018年9月28日 07:30
【発達障害 子育て】双子の兄は自閉症。きょうだい児に強いてきたがまんに気づいた、いちばん反省した日
長男の予想外な行動によって増えていく、わが家の禁止事項
わが家の自閉症の長男は2~3歳ころ、水が流れていく様子を見るのが大好きでした。そのため、トイレの水が流れるのをじっと眺めたりしていました。
それはいいのですが、一番やっかいだったのが、テーブルに置いてある飲み物をわざとこぼして、床まで水浸しにしてしまうこと!
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床までこぼれないようにとお盆を置いて対策してみましたが、まるで効果がありません。長男に「やめて」と言ってもやめてくれません。ただ拭けばいいだけの話なのですが、雑巾を出してきて拭くことが何度も続くと、私自身イライラが溜まってきます。
「なんでこうなるの?」「私テーブルに何も置いてなかったよね…」─そんな風に考えていたとき、次男が飲みかけのコップをテーブルに置いていたことに気がつきました。それを見て思わず…
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私は次男に向かって怒鳴ってしまいました。悲しそうな顔をしてペットボトルを片づける次男。私はすぐ、この子は別に悪いことはしていないのに…と気づいて次男に謝りました。
けれど、このときに限らず、叱っても反応のない長男よりも、理解力のある次男をつい叱ってしまうことが度々ありました。
「ママ~風がきもちいいよ」次男が窓を開けた瞬間、長男が取った衝撃行動
わが家では長男が家にいるときは基本的に窓を開けないようにしています。そして窓には二重に鍵を取りつけています。危険認知の弱い長男は窓から身を乗り出したり、あるいは窓から物を投げたりするからです。
ところが夏の暑い日のこと、私が目を離したすきに、次男が2階の窓を開けて網戸にして笑顔で言いました。
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まずい…!
私がそう思った瞬間、長男はダダダと窓へ向かってダッシュ。網戸をバンッ!と押して家の外側に落下させてしまいました。
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私はとっさに「なんで窓を開けるのよ~!」と大声で次男を叱ってしまいました。
危ないことをしたのは長男です。けれど長男は網戸を外して落とすのが、なぜ危ないのか分かっているようには見えません。またしても、次男へと怒りの矛先が向いてしまったのです。
次男のがまんは限界に
そんな日々の中、ついに次男の怒りが爆発しました。私が夕食を準備していたときのことです。