子育て情報『障害がある子の水泳指導や感覚統合、学習支援に役立つ本から育児コミックまで!8月の新刊は幅広いラインナップでご紹介』

2019年8月15日 07:00

障害がある子の水泳指導や感覚統合、学習支援に役立つ本から育児コミックまで!8月の新刊は幅広いラインナップでご紹介

水泳に取り組む際、発達障害のあるお子さんにはどんな指示が伝わりやすく、どんなポイントを意識して指導をすると楽しく練習ができるのかなど、指導者が心がけたい内容もまとめて解説されています。

また巻末には、どうしても口頭での指示が多くなりやすいプールの場面で視覚補助として使えるコミュニケーションカード付き。切り取ってラミネート加工などを施してプールサイドに持っていけば、集団指示が苦手なお子さんに次の行動を伝えるのに役立ち、安全の確保にも繋がりますね。


学校での場面をもとに、子どもの気になる行動を考えよう『発達と障害を考える本』シリーズ

学校の場面に合わせて、特性のある子どもの気になる行動と、その理由や支援の手立てを解説するシリーズ「発達と障害を考える本」からADHDとLDについてまとめた新刊がそれぞれ発売されました。

「いつも忘れ物をしてしまう」「授業中にどうしても立ち歩いてしまう」「約束を忘れてしまう」「一方的におしゃべりをしてしまう」...そんなADHDの特性による困りごとがある5人の小学生のストーリーが、ADHDに詳しい先生の解説を交えて記されている『ふしぎだね!?新版ADHDのおともだち』。

『ふしぎだね!?新版LDのおともだち』では、「教科書が読めない」「文字がうまく書けない」「発表や会話がうまくできない」「算数だけが苦手」など学習の中でのつまずきについて、個別サポートを取り入れながら授業の中でも自信を持って取り組めるようにサポートしていく方法が解説されています。

それぞれの障害特性についても詳しく解説されているので、特性を理解した上で子どもの苦手に対する支援を実践していくために役立てられそうです。


気になる行動に、感覚統合の視点を取り入れた支援を実践!『子ども理解からはじめる感覚統合遊び 保育者と作業療法士のコラボレーション』

保育者と作業療法士から構成される「NARA感覚統合研究会」が保育の現場などで見られる子どもの気になる行動に対して焦点を当てて構成した、感覚統合の実践のための本が発売されました。
Part1では感覚統合についての説明、Part2では「保育活動 トラブル別感覚統合遊び」と、感覚統合について知り、現場で取り入れていくための実践的な内容がまとめられています。

特にPart2では、お子さんの苦手について「姿勢を保てない ぐにゃぐにゃタイプ」

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