子育て情報『ASD兄の大学生活。最初のハードル『履修登録』はニガテ要素満載だけど...支援課のサポートで無事クリア?!』

2020年1月24日 07:00

ASD兄の大学生活。最初のハードル『履修登録』はニガテ要素満載だけど...支援課のサポートで無事クリア?!


ASDの兄、新しい環境で大学生活をスタート

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Upload By 寺島ヒロ

子どものころから、できることとできないことの差の大きかった息子です。高校3年生になっても「早起き」「雑事を何かのついでに片付けること」「スケジュールを覚えておいて実行すること」が著しく苦手だったので、これは一人暮らしは無理と判断。合格した大学のなるべく近く...歩いてたやすく通える範囲にアパートを借り、当面は私がついて行って自活への道を探ろうということになりました。

ええ、最初は息子と私2人だけで引っ越し、1年もすれば私は夫や娘の住む大分に帰ってくるつもりだったんです。

ところが、大学進学というものを理解していなかった娘が「お兄ちゃんもうおうちに帰ってこないの?ヤダ!私も行く!!」と言い、タイミングよく失職していた夫が「置いてかないでよ!」と言い...

なぜだか家族全員で引っ越すことになってしまいました。

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それまで予定していたのは2DKの部屋だったのですが慌てて3LDKの部屋を探したり、荷造りが膨大なことになったりと大変でした...が、息子もなんとか第一志望の大学に合格し、家族で新生活をスタートさせました。


遅まきながら「いずれは全部一人でやるのよ!」といいつつ家事を教えているところです。


大学生活の最初のハードル、『履修登録』

さて、「大学進学と同時に一人暮らし」というプランは早々に放棄していたので、身の回りのことはゆっくりでいいと思っていたのですが、大学生活の中には”締め切り厳守で提出する必要があるもの”が結構あります。

私が特に心配していたのが「履修登録」...大学では学ぶ授業を学生が自分で選び、登録手続きを行う必要があるのですが、これが発達障害のある学生さんには難しいと聞いていたのです。というか、実は私も大学生時代に履修登録や単位計算が出来なくて留年したことがあるのです!

目の前の紙に書いてある計算問題を解くことはできても、息子があんな手順の多い複雑な作業を締め切りを意識しながら自力でこなせるとは思えませんでした。
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でも支援課にいけば大丈夫!

でも支援課にいけば大丈夫!息子の通う大学には、学生支援課の中に『障がい学生支援室』があり、大変細かい支援をしてくれるのです。

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