子育て情報『ADHD息子とテレビゲーム。大切にしたのは最初のルールづくりと納得感!工夫すれば、家族団らんのツールにも?』

2020年4月23日 07:00

ADHD息子とテレビゲーム。大切にしたのは最初のルールづくりと納得感!工夫すれば、家族団らんのツールにも?

親に隠れてゲームし、ゲーム機にこもった熱でバレて叱られていた私の時代より、かなり進歩していてびっくりです。

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私が感じるゲームのメリットとデメリット

得るものがあれば、失うものもある。私がむっくんを見て感じたゲームのメリットデメリットをまとめてみました。

●ルールを守るか否かで親子トラブルになる
●楽しすぎて興奮し、感情コントロールが難しいときがある

●娯楽との付き合い方、バランスを考える訓練になる
●ルールを守る等自分を律する力が育まれる
●時間の管理、流れを読み次の進行を考えて推論するという力が鍛えられる
●もっと続けたいときに親と交渉するように。自分の気持ち、理由を私に説明する訓練
●30分と時間が少ないことから、事前に攻略本を読み計画して効率よくゲームに興じている。計画性が育っている
●進行に困ると攻略本で調べるように。上手くいかなくても投げやりにならず、工夫をこらそうとする。
現実世界では見られない粘り強さが育っている

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そして我が家でのゲームの最大のメリットは、「家族共通の話題になる」ことだと感じています。実は私も夫もむっくんと同じゲームを楽しんでいます。自分が大好きなテレビゲームに、親が興味をもってくれることがむっくんはとても嬉しいようで、ゲームの話をニコニコしながら話してくれます。家族で対戦しようものなら大盛り上がり!今では一家団欒のツールの一つになっています。

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さいごに

子どもがテレビゲームとうまく付き合うには、親のサポートが必要だと感じています。だけどサポートさえあれば、テレビゲームから育まれる力もたくさんあるようにも感じています。


ゲームっ子だった私は、社会人になりデジタル化される仕事の中で、テレビゲームで得たスキルに助けられたと感じることも多々ありました。また、帰宅が遅く一緒に食事をとることも少なかった父と私の関係を繋いでくれたものがテレビゲーム。母に隠れて2人でゲーム対戦した時間はかけがえのない思い出です。

問題視されがちなテレビゲーム。人は得体の知れないものを怖いと感じるようにできています。テレビゲームをよく知らなければ、怖い、心配、否定したいと感じることは当たり前でしょう。でも、もし知ることができたら?何か変わるかもしれません。子どもと過ごす時間が増えた今日、勇気を出して子どもが大好きなテレビゲームの世界に足を踏み入れ、親子一緒に楽しんでみるのもいいかもしれません。

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