2020年10月7日 14:00
まるで爆弾!ADHD次男のかんしゃく、どうしたら落ち着く?疲れ切っていた私にヒントをくれた、2歳娘との「あるやりとり」【かんしゃく特集】
小学校に入学…環境の変化でさらにトラブル続き
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小学校に通うようになった次男は、慣れない環境の変化によって学校でのトラブルが多くありました。
できるだけ小学校生活を円滑に行ってほしいので事前に情報を伝えたり、日常生活の声かけに工夫してみたりしました。ですが、私自身関わり方がいまいちしっくり来ませんでした。
アンガーマネジメントを心がけようと、「6秒ルール」をしても「見ないフリ」をしてみても…。
支援を頑張った分、出来なかった時にがっかりしてしまい、結果次男の行動に目を光らせてイライラしていました。
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前回のコラムにも書きましたが、長男も青年期の癇癪があったので、自分の家なのに、子どもたちがそろうと爆弾をかかえている気分になり、気を張る毎日…。
関わり方が見えたのは、下の子からの寝る前のスキンシップ
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そんなある日の夜、長男と次男の対応に疲れていた私は、下の子たちを寝かしつけていました。すると、当時2歳の長女(3番目)から「お母さん大好き。ギュッてして」と催促されました。
言われた通りに長女を抱きしめてみると、長女が笑顔で「ありがとう」と言いました。おかげでネガティブな気持ちがすっと楽になりました。
私に足りなかったのは、次男と同じ目線になってスキンシップをとり、次男を安心させる事だと気がつきました。疲れていても大好きな人から認めてもらえることでネガティブな感情がすっと消えるのです。
癇癪が起こる前や後に心がけたこと
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そこでさっそく、「手を握って話す」ことを心がけるようにしました。次男と向かい合って手を握りながら話をすると、私も落ち着いて話をしやすいし、次男も話を聞いてくれることがわかりました。
他にも「クールダウンする部屋を決める」、「(我慢した事等を)ほめる」、「(きょうだいがいない時に)2人だけの秘密を作る」など意識しました。こういった支援を行っている内に2年生の3学期になりました。この頃の次男は、癇癪のパターンが「怒られた」と感じた時に起こるのが主でした。
ある日学校から配られたプリントに、クラス全員の詩が紹介されていました。
次男の書いた内容はというと、
「冬休みにスケートをした。
お母さんがうまかったです」
詩はたったの2行でしたが、他のクラスメイトは「勉強」