2021年3月28日 07:00
兄弟でこんなに違うの!?それぞれの理解の仕方にあわせた、おうちルールの伝え方
おうちルール
ご家庭ならではの、生活上のルールってありませんか?わが家には「おやつは1日1回15時ごろ」「テレビゲームは30分」「テレビや動画は1日1時間まで」など、生活する上での簡単なおうちルールがいくつかあります。このルールを子どもたちに守ってもらいたい!のですが、守ってもらうには何より本人に内容を理解してもらう必要があります。この理解してもらう道のりが面白いほどに兄と弟で違うのです。
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ルールの伝え方むっくん編
7歳の兄のむっくんは小さいころからルールが大事だと理解していて、なぜそのルールが必要なのかを理解したら、守る努力をしてくれます。そのため、ルールを守ってもらうには最初にいかに納得してもらえるかが大切になります。
というわけで、むっくんに理解してもらうためのポイントはこちら。
①明確に伝える
②理由を具体的に伝える
③本音を伝える
この3つを怠らないことが今後の穏やかな生活のカギを握るのです。
むっくんは私が長々と話すと「いったい何が言いたいのかわからん!」と言い出します。
そのため、とにかくわかりやすく伝えることを心がけています。端的に、箇条書きにすると、とても伝わりやすく反応が良いです。
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むっくんはとにかく「なぜ?」を気にします。なのでルールを守ってほしい理由や守らないとどのように私が困るのかなどを具体的に伝えるようにしています。
そこに共感が得られると、むっくんにとってルールは「親に押し付けられたもの」から「本人も必要だと感じたもの」にレベルアップするのです。もし、むっくんが納得できない場合は、納得できるようにルールを一緒に考えて微調整することもあります。
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むっくんの協力を仰ぐうえで大切なのが本音を伝えることです。大人はつい建前や正論を持ち出し「ルールは守ることが正しい!」と子どもに押し付けてしまいがちです。だけど家庭内のルールなんて、よく考えてみれば根拠が曖昧なことも多い。「私はなぜこのルールを守らせたいんだろう?」と自問自答してみれば、単に自分の不安の緩和が目的であることも多い気がします。
しかし、「じゃあそんなルール撤廃しよう!」とするほどの肝も据わってない私なので、その不安…ちょっとカッコ悪い部分をむっくんには正直に言葉にして伝えるようにしています。