発達凸凹きょうだい、念願のyoutuberデビュー!トラブルは起きない?保護者ができるコト
「将来YouTuberになりたい!」ADHD次男の夢。だけど…

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わが家にとってYouTubeは、気軽に情報を得たり、ケンカなどのトラブルを減らせる一方で、子どもたちの行動の妨げになってしまう、悩みのタネになる面もありました。ですが、子どもの成長に大きな影響を与える出来事がありました。今回は、そのyoutubeをめぐるエピソードを紹介したいと思います。
もともと私は次男が小2の時から、「将来YouTuberになりたい!」と聞かされていました。
「YouTuberは楽しいお仕事に見えるけど、毎日働いているのと同じで、大変なお仕事だよ」「でも次男が本気でなりたいんだったら大きくなって挑戦してみても良いのかもね」とは言っていたものの、その時のわが子の状況を考えると、「マナー」「自己管理」「知識」などの課題をクリアするには相当な時間が必要でしょうし、できないことも充分にありえます。次男がどんな大人になるのか全く想像できないため、複雑な気持ちでした。

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そうこうしている内に2年近く経過。小3の終わりごろから情緒の面が成長していると感じる機会が増え、物事の理屈も理解できるようになり始めてきました。
パパの思いつきで実際にYouTubeデビューすることに!

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始めたのは昨年の夏頃。新型コロナウイルスの影響で不要不急の外出を控えていた頃、パパが「家での時間を有意義にしたい」「見る側だけじゃなく作る側の経験もしてほしい」と考え、中1の長男と小4の次男に「一緒にYouTubeを始めないか」と言ったのが発端です。
長男は1人で取り組むことが好きなタイプなので、少し喜んだ程度なのですが、次男は念願だったYouTubeデビューに大喜びしました。
子どもたちが気軽に続けられるように、まずは親子で一緒にゲームをプレイしながらトークする、「ライブ実況」をすることにしました。ゲーム画面と音声のみで、顔出しはしません。
私は正直いうと、この話をパパから聞いた際に「子どもが余計なひとことを喋るのでは」と心配になりました。
ですが、3人とも意気込んでいる様子を見て、「まず経験させてみるのもよいのかもしれない」とも思いました。
始めるにあたって、パパにしつこく「子どもたちの言動には重々気を配って」と言いました。