2021年8月13日 14:15
『手洗い』『うがい』の教え方や練習方法。発達障害がある子への伝え方や置き換えルールも
を対話しながら考えることが必要なのです。
まとめ・共感を大切にして、日常動作を教えてほしい
生活動作を教えるときに、子どもが「できるようになる」ことよりも、「隣でやっているあなたのことを気に掛ける」ことを大切にしてほしいです。人は、隣の人と同じ行動をしているときに共感し、社会性を育んでいきます。全てに共感しなくても、少なくても子ども自身が楽しかったり、隣にいる人が楽しんでいたり、そして相手を意識するということが、日常生活の中で行われていくことが良いと思います。「手洗い」や「うがい」を通して、そんな瞬間を感じ取れたらより良い親子の関係をつくっていけるのではないでしょうか。
取材・文/関川香織
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