2021年8月9日 14:15
発達障害のある子のトラブル。学校と先生に相談したい場合、どうすればよい?【児童精神科医 三木先生に聞いてみた!】
気合いの入ったところだと、副校長なんかも来院されることがありましたよ。
「学校がどれくらい困っているか」によって人数も種類も違ってきます。
――なるほど。次男のようなケースだと、かなり関わっていただいた担任、特別支援コーディネーターあたりかな…。
三木先生:学校は基本的に「医療とつながりたい」と思っています。その中で「直接つながりたい!」というニーズがどれくらいあるか見極めて、ニーズを引き出す声かけが重要なのかなと。
情報共有をしたいのか?アドバイスがほしいのか?など、クリアにしてから医師に提案してみるといいと思います。
提案される側が気まずい状況にならないために、提案する側は明るくふるまってみてはいかがでしょうか。
もし事情があって提案が断られても、受け流すくらいの軽い気持ちでいましょう。そうすると別の支援が必要になった際にも提案がしやすいですし、断った側も身構えない状況がつくれますよ。
――確かに軽い気持ちでいた方が今後のためにもよさそうですね。
それと、うちの次男の場合だとクラスに発達障害のある子が3人いたし、わが家が断られたとしてもAくんBくんの主治医にも相談することで、さらっと提案してはいるけど熱い気持ちが伝わったのかもしれません。4年前の私にアドバイスしてあげたいです…!
感想
担任の先生とは1年限りの付き合いですが、子どもは小中学校に在籍しているので、保護者と学校の関係は続きますね。できれば学校とは足並みを揃えていきたいものです。
「とは言っても、先生も忙しいから時間をとってもらうことは迷惑になるかも…」と遠慮してしまいましたが、学校の先生ももしかすると同じ気持ちを抱いている場合もあるのかも…。よりよい支援のためと理解してもらうためなら、結果がどうであれ、勇気を出すことでこの先の関わりに活きていくかもしれません。
次男が中学校にあがった際の参考になりました。
執筆/スガカズ
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