2021年9月27日 06:15
「おしまい」が分からない自閉症息子。スムーズな「切り替え」をどう教える?療育の先生から教わった『魔法の10カウント』とは
Upload By みん
今ではもう10数えなくてもおしまいの一言だけでも終われるようになって来ましたが、それはこれまで「終わり」を理解するために何度も行った10カウントの積み重ねがあったからこそだと思っています。
執筆/みん
(監修:鈴木先生より)
今回のような10秒ルールや感情を抑える6秒ルールなど、カウントを利用する方法が多くみられます。
時間のルールはスポーツや将棋などの世界でもみられます。プロレスの場外にいられる時間、テニスのサーブを開始するまでの時間、将棋の指すまでの時間などなどです。人間は時間を決められると何とかやろうと努力できるのです。
秒単位だったり、分単位だったり、日単位だったりとさまざまな時間に私たちは日常において縛られているのです。
今回のお母様の工夫でよかったことは、「視覚支援」・「おしまいという徹底」・「スモールステップ」です。
時間というルール以外にこういった工夫を重ねるといいでしょう。
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