子育て情報『発達障害長男、中1の壁の洗礼!テスト範囲を間違え、課題は未提出…大変なこともあるけれど』

2022年2月13日 14:15

発達障害長男、中1の壁の洗礼!テスト範囲を間違え、課題は未提出…大変なこともあるけれど


自主・自立を求められる環境に親子で迷走した一年間

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Upload By スガカズ

中学校は小学校のころとは違って、自主自立の精神が求められていると感じます。

発達に凸凹のある長男は小6のときに受けたWISC-IVの結果で処理速度が低いことが分かっています。また、注意散漫、過集中といった特性もあり、学校で次の行動に移るときに時間がかかったり、やるべきことを忘れてしまうことも多いです。

中学校では課題は教科ごとにあり、提出日はバラバラ。課題がでていることを忘れてしまうので、プリントや教科書など、帰宅してから使うものを学校に置いたままにすることがよくありました。気づいた時点で学校に取りにいけばよいのですが、長男は自宅から通学するのに1時間ほどかかる私立中に通っているので、取りに行くのは難しいです。

入学してからそのことを学級担任に相談しました。
先生は、課題を見える化できるように、「課題チェックシート」をつくってクラス全員に配布してくれました。
シートに教科、内容、日付、締め切りを予め記入しておけば抜けもれを防ぐことができます。
始めのころは長男も活用していたのですが、もともと「忘れないようにメモをとる」こと自体を忘れてしまう子です。小学校までは家庭で声をかければなんとかなっていたのですが、中学校に入ると小学校のときほど家庭で把握できず、家庭で声かけするといった配慮は難しいです。2ヶ月ほど経つころにはそのチェックシートを使わなくなっていました。
中学生になり慣れないことの連続で、本人は大変だっただろうと思いますが、「せめてメモをとってくれたら手伝えるのになぁ…」と、何度思ったことでしょう。

また、中学校は教科担任制なので、学級担任(クラスの先生)が一人ひとりの各教科の状況を詳細に把握することは難しいようです。
そのため、学級担任と話をしたあとに保護者ができることはかなり限られる気がします。

学級担任からときどき保護者向けに連絡網が届くのですが、その中に「課題未提出の生徒」として長男の名前が挙げられていました。

長男に聞くと「出した」の、一点張り。学級担任に電話で確認すると、「教科担任に言われたことを集約しているだけなので、私は分からないです」と返答がきました。課題を出したか否かは、各教科担任にしか分からないのです。……これは、親が把握をするのは難しいと思います。

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