子育て情報『発達障害長男、中1の壁の洗礼!テスト範囲を間違え、課題は未提出…大変なこともあるけれど』

2022年2月13日 14:15

発達障害長男、中1の壁の洗礼!テスト範囲を間違え、課題は未提出…大変なこともあるけれど

私は、人とのコミュニケーションが円滑でない長男に対して「この子は中学校で対人関係のトラブルがおきてしまうかもしれないな」と心配していました。ですが、現在学校で自分の居場所が確保できているようです。これは成績という目に見えた評価とは比べられません。「本人に合った環境で成長すること」が重要であると改めて感じました。


中学生の長男と関わる上で気をつけたこと

とはいえ、本人に合った環境で過ごせているのであれば、環境を維持するためにも勉強を頑張らないといけません。

関わり方を模索する中で、親として気をつけたいと思っていることがあります。
それは、「長男が帰宅したらすぐ(できれば笑顔で)出迎える」ことです。

発達障害長男、中1の壁の洗礼!テスト範囲を間違え、課題は未提出…大変なこともあるけれどの画像

Upload By スガカズ

親が笑顔でいることが居心地のよい場所になるという理由もありますが、目的は別にあります。

帰宅して真っ先に出迎える(長男が遊び始める前に先手を打って話しかける)ことで、親子で言い合いになる機会が減ったり、「やるべきこと」が伝わりやすいです。

行動するのは本人ですが、せめて話がしやすい状況はつくっておきたいと思います。

執筆/スガカズ

(監修:井上先生より)
息子さんが思春期の中学生になり、学校も担任の先生がすべてを掌握していない中学校という環境で、「全てをサポートすることはできない」という、親としてのもどかしい気持ちが伝わってきました。中学~大学という期間は、自分に合った勉強の仕方やミスをなくすやり方などを自分自身で発見していく期間だと思います。そのはじまりが中学時代なので、親子共に戸惑いもあるかもしれません。
親子の関わり方も変化していく時期です。直接的な指示などがうまくいかない場合は、保護者自身の中学時代の失敗体験や、その中で試行錯誤してうまくいった体験などを話していくことは、一方的な指示を嫌う世代にはよいかもしれません。もどかしい思いの中でも少し距離をおいて見たときに、毎日学校で楽しく過ごして帰ってくる息子さんの様子に気づき、本人なりの居場所がある大切さを感じられたんだと思います。
笑顔で迎えるというのもとてもよいと思いました。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.