子育て情報『ADHD息子の忘れ物対策を続けること20年!せっかくメモをしても活用できないのはなぜ?社会人2年目、ようやく自分でメモを取るようになって…!?』

2022年3月15日 14:15

ADHD息子の忘れ物対策を続けること20年!せっかくメモをしても活用できないのはなぜ?社会人2年目、ようやく自分でメモを取るようになって…!?

と学校の予定、アルバイトのシフトなど、まるっきり母の私を頼ってくるのです。

ADHD息子の忘れ物対策を続けること20年!せっかくメモをしても活用できないのはなぜ?社会人2年目、ようやく自分でメモを取るようになって…!?の画像

Upload By かなしろにゃんこ。


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私だって自分のいろいろな仕事の管理が大変だというのに、息子はこんなんで社会に出たときに大丈夫なのかしら?と心配になりました。

このような感じで18歳くらいまでは親を頼っていた息子。そんな息子も徐々に自分で管理するようになっていき、カレンダーやメモ機能に予定や大事なことを入れたりできるようになりました。

20歳で就職すると、本格的に自分のことは自分で行うようになりました。たまに「忘れたらまずいからお母さん覚えておいて!」と頼まれることがありましたが、忘れずに親にSOSを出せた、それまで覚えていたことだけでもよしとしよう!なんて思いました。


そして、現在は

短期記憶が苦手な息子は、そのあと車の整備士として働き、今年建設関係の物品管理の仕事に転職。地上100m近い高所で働いています。
大型建設工事の現場監督さんから発注された物を準備して管理する仕事です。そのためメモを取ることが必須となったようです。

作業中の人に2度3度と聞き直すことができないため、全てメモを取ることにしたんだとか。監督さんに「メモしないでも覚えられるだろう」と言われるようなのですが、「いえ、僕は忘れやすいのでメモ取らせてください!」と毎回言っているそうです。

「今は仕事を覚えたてだからデスクの周りはメモでいっぱいになってるよ」と教えてくれました。
心配しなくても仕事ではきちんとやれるようになったみたいです。母は安心しました。執筆/かなしろにゃんこ。


(監修:三木先生より)
思春期から大人にかけて、注意力を司る前頭葉が発達します。また、大人になるといよいよ「抜け漏れがあると本格的にまずい」ことが増えてきます。このような生物学的な変化と意識の変化によって、自分でできることが増えていったのでしょうね。でもそのための方法論が小さいころから家庭で馴染んできた方法だからこそ、スムーズに自分のものにできたのかもしれません。今すぐに効果がなくてもサポートしてあげることの大切さが分かるエピソードです。

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