子育て情報『「あの子と同じグループにしないで」ADHD次男の言葉が相手を傷つけて…こだわり、過敏、集団行動でトラブル続きの小学校生活、小6になった今』

2022年10月20日 06:15

「あの子と同じグループにしないで」ADHD次男の言葉が相手を傷つけて…こだわり、過敏、集団行動でトラブル続きの小学校生活、小6になった今


集団行動をとりたくない次男。学校生活でトラブル続き…

わが家の発達に凸凹のある次男は現在小6で、通常学級に在籍し、週1日特別支援教室に通っています。

次男が学校に行きたがらないということはあまりなかったのですが、「こだわり」「衝動性」「不注意」「感覚過敏」などの理由から、情緒不安定になることが多く、学校での集団行動は非常に難しいものでした。就学してからの6年間で、数えきれないほどヒヤヒヤする場面がありました。

「あの子と同じグループにしないで」ADHD次男の言葉が相手を傷つけて…こだわり、過敏、集団行動でトラブル続きの小学校生活、小6になった今の画像

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また、次男は、自分が納得できないことはやりたがりません。

みんなで同じことをするという場面で、それに共感できずトラブルに発展してしまったり、気もちの切り替えが苦手なことが原因でトラブルになることもありました。



嫌な気もちをうまく言語化できず、相手の心を傷つけることも…

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例えば小1のころに、このようなことがありました。

次男が通っている小学校では、別の学年の児童と縦割りで班をつくり、活動を通してお互いにソーシャルスキルを学ぶという授業があります。当時小1の次男は小2の男の子と2人組になり、手をつないで近くの公園に遠足に行くことになりました。

遠足の当日、次男は「学校を出発して長い時間(十数分間)歩き続けること」にやる気を見いだせずにいました。加えて「ほかの学年のあまりよく知らない男の子と一緒に行動しないといけない」「手をつながないといけない」のがどうしても嫌だったようです。
ですが、次男は嫌な理由をうまく言語化できず、その場に座り込んでしまい、機嫌も悪くなっていました。

次男と一緒に行動する予定の男の子は困っていたのですが、「行こう」と手をつなごうとしたところ、次男はその男の子の心を傷つける言葉を放ってしまいました。

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次男の感覚過敏は強くはないものの、集団生活を送る上で嗅覚や聴覚の過敏さが強く出る場面があります。
例えば柔軟剤の香りが苦手で、もしかすると男の子の衣服から、その苦手な香りがしたのかもしれません。次男がそのとき男の子に言ってしまった言葉は、非常にセンシティブで人を深く傷つけてしまう言葉でした。実際に、言われてしまった相手の男の子は深く傷ついてしまったようでした。

後日学校からの連絡帳には、その日にあった出来事が書かれていました。相手の親御さんからの連絡帳で、その日の出来事が発覚したのです。

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