子育て情報『場面緘黙(選択制緘黙)とは?症状や原因、診断時のチェックリスト、何歳くらいで発症しやすいのかなど、イラストで分かりやすく解説【医師監修】』

2022年11月20日 14:15

場面緘黙(選択制緘黙)とは?症状や原因、診断時のチェックリスト、何歳くらいで発症しやすいのかなど、イラストで分かりやすく解説【医師監修】


場面緘黙(選択性緘黙)とは?

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場面緘黙の原因は?

場面緘黙(選択性緘黙)とは、発声器官の障害がなく言語能力がある人が、ある特定の場面や状況で話すことができなくなってしまう精神疾患です。

たとえば、家庭の中や家族とは元気よく話せるにもかかわらず、幼稚園や学校では無口になり話すことができなくなってしまう場合があります。これは、言葉の遅れや発声障害によるものではなく、発話に関する不安によるものではないかと考えられています。


緘黙の種類

緘黙には、場面緘黙(選択性緘黙)と全緘黙の2つの種類があります。

場面緘黙とは、言語能力があるにもかかわらず、話すことを期待されている特定の場面で話せなくなる状態のことであり、全緘黙とは、すべての生活場面で話せなくなる状態のことをいいます。

医学的な診断基準とされるDSM‐5では「選択性緘黙」と表記されていますが、日本では一般的に「場面緘黙」という名称が用いられています。

場面緘黙は、話したくても話すことができない状態を指しますが、"選択"という言葉が、能動的に本人が場面や状況を選んで黙っているような印象を与えやすいため、誤解を避けるために「場面緘黙」と呼称する人が多いようです。(※)

このコラムにおいては、「場面緘黙」という名称を用いて、症状や対策等を詳しく説明していきます。


(※)「選択性緘黙」という名称が、誤解を招いているケースがあることから、2018年、日本場面緘黙関連団体連合は、DSM-5とICD-11の和訳を『場面緘黙』に改定することを求める要望書を関連学会に提出しました。そのため、今後は医学的な診断においても「場面緘黙」という名称が用いられる可能性があります。


場面緘黙の症状

場面緘黙の主な症状は、ある特定の話すことを求められる社交場面や状況で話すことができなくなることです。

場面緘黙のある子どもは、家庭などのリラックスできる場面では活発に話すことができるものの、学校やそのほかの公共の場では話すことができなくなってしまうことが多いです。

また、家族などの親しい人とも、あまり話すことができない場合があります。

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