子育て情報『「どんな育て方してるんだ!」挨拶問題でご近所トラブル!息子の障害をカミングアウトしようと決意した出来事――発達ナビユーザー体験談』

2022年11月21日 14:15

「どんな育て方してるんだ!」挨拶問題でご近所トラブル!息子の障害をカミングアウトしようと決意した出来事――発達ナビユーザー体験談

「障害があるから仕方ないね。大変そうだ」と思ってくれているのか、暗黙の了解といった感じになりました。

集合住宅なので、息子の泣き声や、壁を叩いたり床を蹴って怒ったりする音もご近所さんに聞こえることもあっただろうと思いますが、みなさんそっと見守ってくれていました。

「どんな育て方してるんだ!」挨拶問題でご近所トラブル!息子の障害をカミングアウトしようと決意した出来事――発達ナビユーザー体験談の画像

Upload By ユーザー体験談


中学生になった今は

現在中学生になった息子。最近はご近所さんのことをよく認識していて、おじさんやおばさん、ご近所さんとバッタリ会うとピョンピョン飛んで喜ぶので、みなさん「お帰り」「おはよう」などと声をかけてくれます。

息子はそれに「おはよう」と答えられることもありますし(お帰り→ただいまのやりとりはまだ理解できていないので、私がフォローをしています)、挨拶をスルーして先を急いでしまうこともありますが、みなさん怒ったりせず笑顔で接してくれてとてもありがたく思っています。

みなさん、息子に障害があるということを理解しながらも、普通に声をかけてくれます。先日は息子がおばさんに「こんにちは!」と返事ができたときに、おばさんが「おぉーっ!(こんにちは!って言えてる!)」と感動してくれました。
私もそれを見てとてもうれしく思いました。

「どんな育て方してるんだ!」挨拶問題でご近所トラブル!息子の障害をカミングアウトしようと決意した出来事――発達ナビユーザー体験談の画像

Upload By ユーザー体験談

息子もご近所さんと会うとうれしいようで、自主的に挨拶をすることも増えました。人を意識できるようになったところ、自分から挨拶をしようとするところが小さいころと大きく変わってきたと感じます。

これからも息子がこの地域に住む一人としてご近所さんとあいさつを交わしたり、ほんのちょっとした会話ができる関係でいられたらうれしく思います。

また、息子はお手伝いや与えられた仕事を最後までやり遂げることが得意なので、地域でも学校でも福祉サービスでも、何か人のために役割をできるようになったらいいな(掃除を手伝うとか、大変そうな人の荷物を持ってあげるとか、みんなに何かを配るときに手伝うなど)と思っています。イラスト/吉田いらこ
エピソード参考/あかし

(監修:三木先生より)
勇気をもって告白して良かったですね。人は自分の主観的な理解でものごとを考えてしまうので、こちらの状況や考えていることを伝えるのは大事なことですね。また、ご近所さんの立場から言うと「分からなければ聞いてみる」のも一つの方法です。
お互いにモヤモヤしているより、気持ちのいいコミュニケーションが取れると良いですね。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.