子育て情報『「なんでうちの子だけ…」発達グレー息子、集団療育でもママの膝の上に!?ーー療育センターの2年間、先生の言葉と懇談会で感じた見えない絆を振り返って』

2022年12月4日 14:15

「なんでうちの子だけ…」発達グレー息子、集団療育でもママの膝の上に!?ーー療育センターの2年間、先生の言葉と懇談会で感じた見えない絆を振り返って


発達グレー長男が年少から通い始めた「療育センター」での流れについて

長男が療育センターに通い始めたのは、年少の終わりごろ。きっかけは保育園で受けた面談で発達の遅れを指摘されたことでした。

療育センターの存在は以前からなんとなく知っていましたが、何をするのか、どんな先生たちがいるのか、何も分からなくてとにかく不安でした。けれどもそこに通えば、長男のゆっくりな発達を促してくれるのではないか、というひとすじの希望を感じていました。

【療育センターでの流れ(一例)】
1.心理士による発達検査
2.専門医による発達診断、療育指導、相談
3.理学療法士・言語聴覚士・作業療法士による各種検査
4.医師による今後の療育プログラムの提案
5.子どもに合った療育プログラムの開始
(自治体や施設により異なるかもしれません。ご参考まで)

最初の1年目(年中のころ)は療育センターへ毎月1度通い、担当のソーシャルワーカーや臨床心理士の方のお世話になりながら療育プログラム(※)を受けました。
※長男の場合は、つみき遊び、間違い探し、迷路、すごろく、かるた、トランプの神経衰弱など遊びながらできるトレーニングを行いました。

ちなみに保護者は隣の部屋から、トレーニングの様子をマジックミラー越しに見学ができました。
そこでは臨床心理士の方と長男のやりとりもスピーカー越しに聞こえて来ます。いつもちょっとわくわくしながら見学していました。

2年目(年長のころ)になると、これまでの毎月1度の療育プログラムに加えて、隔週での集団療育が始まりました。

長男が通っていた療育センターは平日のみだったため、当時私は会社に頼んで月曜と火曜を週休にしてもらって通いました。私が仕事の都合で連れていけないときは、夫や実母に頼んでやりくりしました。

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Upload By 星河ばよ


集団療育で、母の膝の上に丸くなって座る長男

長男が年長になった4月から始まったのが集団療育でした。集団療育では「小学校入学を見すえた活動を行う」というコンセプトのもと、長男を含め8〜10人くらいの子どもたち(長男と同程度の発達特性がある)が毎月2回集まって、お絵かきや工作、ちょっとした運動などを1時間半程度行いました。またその合間にはあいさつやちょっとした休憩もあり、毎回子どもたちの中から号令係や配布係を決めます。
つきそいの保護者は同じ部屋のうしろのほうで見学しました。

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