2023年1月15日 14:15
自閉症息子、爆笑してたのに「全然楽しくなかった」!?外出が「嫌な出来事」として上書きされそうになったワケ【専門家のASD児お出かけアドバイスも】
で頭がいっぱいで、そこそこ楽しめたライブとゲームのできなさを総じて、“だいたいこのくらい楽しかった”のようにくるっとまとめて理解することが苦手なのだと思います。
なので、そこについて話し合いをしてもなかなかお互いが納得できるところへ行くのは難しいです。それよりも、「そうね、いつもの休日のようにゲームできなくて悲しいね」に焦点を絞って話をしたほうがイライラや悲しみは早く収まるだろうと感じます。
こうしたイレギュラーなイベントで、ルーティンの楽しい時間を取れないかもしれないときは、例えば前もってスケジュール提示をしておくことがよさそうです。「このイベント(お笑いライブなど)は、このくらいの時間がかかって、いつものゲームは同じ時間帯にはできないけれど、どうしようか」を紙に整理しながら事前に話しておきたいですね。別日に少しだけ長くゲームをする、あるいは、その日はちょっと夜更かしを許して「今日はスペシャルだよ」と例外であることをしっかりと伝えたうえで、同じ時間を取る。イベントも、ルーティンのゲームも、どちらも楽しめることで、ようやくイベントの楽しさが(ゲームを邪魔したものと上書きされることなく)純粋な楽しさとして感じられるように思います。
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