子育て情報『ASD息子、中学では「クールキャラ」で「ツンデレ」!?友達評価と個人面談で気づいた、家とは違う実態』

2023年1月4日 06:15

ASD息子、中学では「クールキャラ」で「ツンデレ」!?友達評価と個人面談で気づいた、家とは違う実態


家ではお調子者な息子の意外な一面!?

ASD息子、中学では「クールキャラ」で「ツンデレ」!?友達評価と個人面談で気づいた、家とは違う実態の画像

Upload By 丸山さとこ

コウは、黙っていると大人しく真面目な子どもに見られることもありますが、基本的にお調子者ですし落ち着きがありません。そんな彼が「僕、学校ではクールだと思われてることあるんだよね」と言うので、あまりの意外性に私は「えっ…クール…コウが…?」と固まってしまいました。

そんな私を見たコウは「多分話すのが苦手だからだと思う」と笑い、「だから話すようになるとツンデレって言われたりする」と言いました。

私はそれを聞いて『少しずつ中学校生活に慣れて話すようになっていったのだな』と安心しつつ、『それにしてもクールに見られるなんてこと、あるかな?』と首を傾げました。

ASDがあるコウは、オープンクエスチョンに答えたり『言いたいこと』をまとめたりするのが苦手です。小学校低学年のころは「ポケットティッシュを使い終わったので新しいのがほしい」と思っても上手く文章にできずに困るくらいでした。なので、周りに慣れるまでは無口になりがちなのは想像できます。


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今では「ティッシュ新しいのちょうだい」と私に言うことはできるコウですが、病院での診察中、医師からの「最近どうですか?」に答えられないなど、今でも『普段あまり話さない相手』に対しては特に言葉が出にくい傾向があります。

「緊張はしないんだけど、単純に何て言ったらいいか分からないんだよ」と本人も少し困っているようでしたが、小学校も6年生になれば大半の児童が顔見知りであるため「コウはそういうヤツだから」として何となく受け入れられていたそうです。

そのため、担任の先生もスクールカウンセラーの先生も「中学校に入ってからは、半数はコウ君のことを知らない生徒になります」と心配していましたが、中学校入学後は意外にも大きなトラブルが起きることはありませんでした。

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そんな中で聞いた「言葉数の少ないクールな人」というコウへの評価だったため、私は『やはり最初はそうなるね。大丈夫かな?』と思うと共に、『だからトラブルが起きていないのかもしれないな』と安心する気持ちもありました。


それにしても、クールなイメージは遠くない?と思っていたら…

そのようなわけで、新しい環境では口数が少なくなるであろうコウのことを考えれば「黙っていたらクールに見えることもあるのかな?」

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