場面緘黙の診断が出た後、学校では…
次女は2年生のときに場面緘黙の診断を受けています。
4年生までの担任の先生方は、みなさん場面緘黙について知らなかったので、その都度私の方からお伝えしていました。

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学年が変わるたびに一からの対応で、先生にどこまでお願いしていいのか、私が考え過ぎているだけなのか、でも次女は困っているし…と、いろいろ気をつかうことが多かったです。
支援センターでのことを担任の先生に言ってみた
次女が4年生になったとき、学校で変わらず話せない次女を心配して、初めて地域の支援センターに相談に行きました。
そのときに、支援センターの相談員の方からも、友達とコミュニケーションが取れない次女に対して、「自分から話しかけることが大事」というようなアドバイスがありました。
しかし、話したくても話せないことに対する葛藤などを、学校の担任の先生にお話してみました。
このとき先生は、できない次女を責めたり、鼓舞したりするのではなく、日ごろの次女のクラスでの様子を見て「どうしてもできない」ということを理解してくれていたように思います。

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私の方から提案してみた
先生は、次女の大変さを理解してくれていたけど、先生の方でもどう支援していったら良いかというのは悩んでいました。
私としても、学校での次女の困りごとに対して、どうして良いか分からないことが多かったです。
そこで、特別支援学級の先生であれば、場面緘黙の支援に関する知識があるのではないか?と思い、特別支援学級に転籍するのはどうか、担任の先生に提案してみました。
先生の返答は…
現状では、次女は話せないけどクラス内でできることはやれているからということで、「特別支援学級…という感じではないかもしれません」ということでした。

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また、特別支援学級は少人数制ではあるけれど、交流学級などで児童の入れ替わりもあり、わりと騒がしい環境になってしまうため、次女にはあまり向かないのではないかということでした。次女のような子どもが、学校で支援を受けるのはなかなか難しいのか…と残念に思っていたところ…。
ことばの教室
そこで私が急に思い出したのが「ことばの教室」でした。
次女の学校にあるかどうかも分からなかったけど、場面緘黙に関する本を読んだときに、場面緘黙のある子どもが通える場所のひとつとして紹介されていたのを見たことがあったからです。