子育て情報『「甘やかさないで」理解されなかった発達障害息子の幼稚園時代。就学前の「3つの特訓」で小学校生活は笑顔に!【読者体験談】』

2023年10月28日 14:15

「甘やかさないで」理解されなかった発達障害息子の幼稚園時代。就学前の「3つの特訓」で小学校生活は笑顔に!【読者体験談】


幼稚園では理解が得られなかった息子。就学へ向けて少しでも過ごしやすくなるよう「練習」をしました!

現在は7歳の息子は3歳で聴覚過敏気味、視覚優位の自閉スペクトラム症、ADHDの診断を受けました。現在は通常学級在籍、特別支援教室に通っていて、粗大運動がぎこちないところがあるのですが、発達性協調運動症(DCD)の診断名まではつかないと言われています。

幼稚園の頃は、無理解な先生が多く、
「息子にほかのお子さん方と同じことを求めるのは難しいと思うんです。頑張って頑張っても頑張っても、ほかのお子さんの足元くらいにしか到達しない。ほかのお子さんの6~7割いけば十分だと思っています」
とお伝えしても、
「子どもはみんな同じ。特別扱いはできません。発表会等の行事も経験させたいので疲れていても幼稚園を休ませないで下さい、甘やかさないで下さい。
こんなんじゃ小学校上がってからが心配です」
と言われ続け、お迎えの時には、あれができないこれができないと、できないことばかり報告される日々……。できないことは息子や親の努力不足といわれつらい思いを抱えていました。

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そんな状態だったので、小学校では息子ができることも増やして自信をもって過ごせるように、学校側と連携がとれるように、就学へ向けて家や療育でいろいろと練習をしてきました。今回は、わが家が行ったことと、小学校入学前の校長先生との面談から1年生になった今の様子をご紹介します。


就学までに一歩一歩!わが家で取り組んだ3つのこと

就学までを目標に取り組んだことは大きく3つあります。トイレと着替え、そして連絡帳の書き方です。

息子は年長になっても用を足すときは洋式トイレに座ってしていました。
立って用を足すと、おしっこが飛び散ってしまい、濡れることに過敏な息子はパニックになってしまうからです。

そこで絵を使いました。
1.どの位置に足を置くかを示す
2.ズボンとパンツは膝下まで下ろす(おしっこが飛んで濡れてパニックになるので)
3.膝を少し曲げる

これらを毎日見せて教えてました。幼稚園では、子ども用の立ってするトイレに抵抗があったようで、大人用を特別に使用させてもらっていました。回数を重ねるごとに飛び散ることも減っていきました。

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年少の頃から、「自分で脱いで自分で着替え自分でたたむ」

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