子育て情報『集団行動が苦手な5歳自閉症娘、年中で保育園へ入園。療育時代から成長した姿に母号泣』

2023年11月28日 14:15

集団行動が苦手な5歳自閉症娘、年中で保育園へ入園。療育時代から成長した姿に母号泣

一対一の関係ができてから、やっと周りが見えてくるでしょうから」

入園を一年延期するのは苦渋の決断でしたが、運動会の様子を見ると「先生の言うとおりだったなぁ」と思えました。
運動会はできるようになったことが目に見えて分かりやすいので、昨年と比べて「こんなこともできるようになっていたんだ!」というたくさんの小さな気づきがあるように思います。

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Upload By にれ

大人である私には「早いなぁ」と感じる1年が、5歳半のまゆみにとってはきっととても長いのでしょう。
毎日少しずつ大きくなる身体の成長に普段は気づかないように、心や精神面も毎日ほんの少しずつの積み重ねで発達しているのだと改めて実感しました。

育児も家事も思うようにいかず「もう今日はこんなんでいいや」と適当にしてしまうことの多い私ですが、まゆみの一日一日をできる範囲で大事にしてあげたいと思います。

執筆/にれ

(監修:森先生より)
「人のまねをすること」は、「見たものを頭の中でイメージして、相手の行動を自分に置き換えて再現する」という、実はとっても高度な能力です。 この能力を身につけると、「新たな能力を身につける力」が飛躍的に向上します。

お子さんは、集団行動が苦手ということで、もともとは「人のまね」が苦手な部分もあったのかもしれません。

療育プログラムで土壌がつくられたうえで、お友達と触れ合うことで、共感性が発達してきているのでしょうね。
保護者の方が、しっかりと必要な支援をしながらも、「本人が楽しんでくれたらいい」とおおらかに構えながら見守ってくれているので、お子さんは安心して成長できているのでしょうね。

https://h-navi.jp/column/article/35029594
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。

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