子育て情報『0歳から他害、激しい癇癪…なのに療育へ通えない!?母がおうち療育を始めた結果【専門家アドバイスも】』

2023年12月4日 06:15

0歳から他害、激しい癇癪…なのに療育へ通えない!?母がおうち療育を始めた結果【専門家アドバイスも】

癇癪や、他害は減ってはいたものの、お友達とトラブルになることはたびたびありました。私は、「なんでそんなことするの!」「いいかげんにして!」と言いそうな気持ちをグっと飲み込み(時々爆発しそうになりましたが)、冷静に話すことに集中しました。

おしゃべり上手で、自分の気持ちを言語化するのが得意なニノに、この対応は合っていたのでしょう。「なぜ怒ってしまうのか」、「どうしたらよかったか」、ということをその都度、親子で話し合うことができました。

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小学1年生になった現在は……

幼稚園の途中でまた転勤があり引っ越しましたが、おうち療育は続けました。

そして、現在ニノは小1になり、地域の小学校の通常学級に通っています。
小学校で初めての授業参観に行ってびっくり!なんと、お友達と仲良く発表していたのです。担任の先生から、学習リーダーに任命されたと聞いてさらにびっくり。
持ち前のアイドルみたいな愛嬌と得意のおしゃべりをぐんっと伸ばして毎日楽しそうに学校に通っています。

でも、楽しい学校生活の中で時々失敗して、先方に謝りに行くこともあります。そんな時はやっぱりニノと話し合いをして一緒に考えています。この「話し合いスタイル」が私たちにとってしっくりきているので、ニノが自分の気持ちを素直に伝えられる環境を維持することをこれからも心がけたいと思っています。

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執筆/スパ山

(監修:森先生より)
癇癪や他害は、子育て中の保護者の方としてはとても悩ましい問題の一つです。
自己主張の仕方がまだうまく身についていなかったり、環境の変化などでストレスがかかってしまうと、癇癪でしか自分の気持ちを表現できないということもあります。
ただ厳しく叱責したとしても、本人がストレスをうまく処理できなかったり、バレないようにしようといった方向に順応してしまうこともあるので難しい部分がありますね。

すぐに解決することはなかなか難しいかもしれませんが、スパ山さんのように、根気強く話し合いを続けていくことが大切です。
トラブルが起きてしまったときは、「人を傷つけてはいけないよ」「間違えてしまったら、こうやって謝るんだよ」という姿勢を、保護者がしっかりとお子さんに見せていく必要があります。

癇癪や他害に悩まれている方は、ただ「やめなさい!」と言うのではなく、「どんなときに癇癪を起こしてしまうのか」

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