「これって肺炎?」症状や原因、マイコプラズマ肺炎などの特徴【医師監修】
|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou30/
参考:マイコプラズマ肺炎に関するQ&A|厚生労働省
肺炎の予防法は?かかったら、どのくらいで治る?治療に使われる薬や、入院の目安
肺炎は日常生活や予防接種である程度予防することができます。
主なものとしては、
・外出から帰ったときは手洗いをしっかりする
・家族で咳をしている人がいるときはマスクをする
・咳をしている人と別の部屋で過ごす
・大人の場合は禁煙をする
・ワクチンを接種する
などです。
ワクチン接種は肺炎そのものを予防するというより、百日咳やインフルエンザなど、合併症として肺炎を引き起こす可能性がある病気を予防するものが多くなっています。子どもが受けることのできるワクチンは積極的に接種していくといいでしょう。
細菌による肺炎の治療では抗菌薬を使った治療を行います。比較的軽症の場合は、飲み薬で自宅で治療できることも多いですが、重症化した場合には入院して酸素投与や点滴での抗菌薬投与が行われることもあります。入院治療では数日で呼吸状態が改善し、1週間程度で退院という流れが多いですが、長期化することもあります。
また、ウイルスによる肺炎の場合は抗菌薬は効果がありませんが、細菌とウイルスに同時に感染していることも考えられるため、抗菌薬が処方されることもあります。
長引く咳や胸の痛みや息苦しさなど気になる症状がある場合は、医療機関の受診を
肺炎はさまざまな原因で肺胞やその周辺組織に炎症が起きることで発症する病気です。咳、痰、発熱、努力呼吸、多呼吸などの症状があらわれます。
治療は肺炎の原因によっても変わってきますが、細菌が原因の場合は抗菌薬を使った治療が行われます。軽症の場合は飲み薬による治療ですが、重症化した際は入院治療を行う必要も出てきます。
日常的な手洗いやワクチン接種などの予防法がありますが、万が一呼吸が苦しそう、食事がとれていない、発熱が続く、ぐったりしているなどの気になる症状がある場合は早めに医療機関を受診するようにしましょう。