子育て情報『登園渋りも泣き暴れもない…なのに不安。私が3歳児健診で発達相談を決意した理由』

登園渋りも泣き暴れもない…なのに不安。私が3歳児健診で発達相談を決意した理由


わが子なのに「よく分からない」存在?募る不安

自分で産んだ、自分の子どもなのに、何を考えているのか、よく分からない。

いや、生まれた時からべったりで育てているので何が好きか、何が嫌か、は分かります。何が欲しいかも。でもそうじゃなくて、こちらの言うことを理解してくれない、してくれようともしないあーは、私にとってまるで「未知の生き物」のようでした。そして理解できないことで、なんだか不安になるのです。

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しかし相手は自分の子ども。「可愛さ」と「分からない」が拮抗する毎日。


よく分からない、を分かりたい。愛しているから、可愛いからこそ理解したい。そしてこの不安から脱して安心したかったんだと思います。


発達相談を決めた一方で……「気のせいだよ」という言葉も期待していた自分

というわけで、発達の相談をすることになんの迷いもありませんでした。

でも一方で心の奥底で、「気のせいだよ」「そんなことないよ」「普通に生きていけるよ」って言われることを望んでいた気もします……。

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母の気持ちは常にアンビバレンス。だってそうじゃないー!?できれば普通がいいじゃん、みんなと一緒がいいじゃん!そんな物分かりよくいられるわけなくない??

と、思い返せば雑念だらけの診断前。
いいじゃんいいじゃん人間だもの!

そんなこんなで、運命の(?)3歳半健診の日を迎えたのでした。

執筆/よいこ

(監修:初川先生より)
3歳の時に発達相談を受けると決断された理由のシェアをありがとうございます。自分の子どもなのに分からない。可愛いと分からないが拮抗する。よいこさんが言葉にしてくださった当時の心境に共感なさる読者の方も多いのではないでしょうか。

よいこさんが理由として挙げられた、会話のキャッチボールならぬ「会話のストラックアウト」(お伝えされたいニュアンスがよく伝わる表現ですね)。そして、「謎遊び」。このくらいの年の子どもはこのくらい育っているはず、こうして遊ぶはずという知識や経験との違和感。
体感としておぼえる違和感。そうした違和感はとても大切だと相談業務にあたりながら日々思います。そうした違和感をきっかけに相談やお子さんへの理解、支援などへつながることができます。場合によっては、「心配しなくて大丈夫ですよ」の場合もあるかもしれませんし、支援者の方としばらく一緒にお子さんの成長を見守る伴走体制に入ることもあると思います。

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