子育て情報『落ち着きがない2歳、ADHDの可能性?特徴や症状など【医師監修】』

2024年2月17日 14:15

落ち着きがない2歳、ADHDの可能性?特徴や症状など【医師監修】

|MSDマニュアルプロフェッショナル版

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-04-003.html
参考:ADHD(注意欠如・多動症)の診断と治療|e-ヘルスネット


ADHD(注意欠如多動症)の特徴は2歳児頃から表れる?違和感や発達の遅れ、気になるサイン

ADHD(注意欠如多動症)の特徴は4歳、5歳頃から表れることが多く、7歳頃から診断されることが多いと言われています。しかし、2歳頃から特徴が表れることもありますので、この後紹介していきます。

2歳頃になると子どもはボールを投げたり、ジャングルジムに登れるようになったり、簡単な問いかけには言葉で答えるようになるなど、できることが増えていきます。それにともないイヤイヤ期と呼ばれる自己主張が激しくなる時期にも差し掛かります。この時期に表れるADHD(注意欠如多動症)の特徴は以下のようなものがあります。

2歳頃に表れる不注意の特徴例
・指示に従わずに物事をやり遂げられないことが多い
・ほかに気になるものがあるとすぐ気がそれてしまう
・物をなくしたり忘れることが多い
・話しかけられても聞いていないように見える
・使ったおもちゃを片づけることが苦手

2歳頃に表れる多動性・衝動性の特徴例
・ずっと話しかけてくる
・友達のおもちゃを一方的に取り上げることがある
・エンジンで動かされているように活発に動く
・手足を動かしたり身をよじる動作が多い
・周囲を確かめずにいきなり走り出すことがある

ADHD(注意欠如多動症)があると以上のような特徴がみられることがあります。ただ、これらの特徴は、この時期の定型発達の子どもにもよくみられるため、気になる様子がある場合も自己判断せずに専門家に相談するようにしましょう。

https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/school/document/pre_school/files/curriculum2/15_2_2_sankou.pdf
参考: 0歳児から2歳児の発達過程|東京都教育委員会

https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/23-%E5%B0%8F%E5%85%90%E3%81%AE%E5%81%A5%E5%BA%B7%E4%B8%8A%E3%81%AE%E5%95%8F%E9%A1%8C/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E3%81%A8%E7%99%BA%E9%81%94%E9%9A%9C%E5%AE%B3/%E6%B3%A8%E6%84%8F%E6%AC%A0%E5%A6%82-%E5%A4%9A%E5%8B%95%E7%97%87-adhd
参考:注意欠如・多動症(ADHD)

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