子育て情報『不登校がきっかけで、自閉症と診断。言葉の遅れ、チックや繊細さ…それぞれ特性がある3人の子どもたちと向き合う日々【新連載】』

2024年2月20日 06:15

不登校がきっかけで、自閉症と診断。言葉の遅れ、チックや繊細さ…それぞれ特性がある3人の子どもたちと向き合う日々【新連載】

また、同じ直線を行ったり来たり走るという行動も始まりました。そして、人見知りで1人遊びが好きで、何かの世界に入り込みとても楽しそうという印象でした。

しかし、長男の行動に私が困るといったことは特になく、こだわりや行ったり来たりなども少しは気になるけど「子どもならではの行動なのかな?」と思っていました。

https://www.msdmanuals.com/ja-jp/ホーム/23-小児の健康上の問題/小児における内分泌系の病気/新生児の甲状腺機能低下症
参考:新生児の甲状腺機能低下症 | MSDマニュアル家庭版より

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そんな手のかからないと思っていた長男に私が奮闘し始めたのは、年長になった頃に始まった、登園しぶりからでした。 とにかく激しくて……。

担任の先生からの助言もあり、年長の時に初めて受診をして発達検査を受けました。その時は、診断名はつかず「様子を見る形で大丈夫」と言われ……私は「考えすぎだったのかな」と思いました。


小学校に入学したあとも登校渋りがみられ、たびたび不登校に。語彙が発達してきたこともあって、長男が登校を渋る理由が小さい頃から感じていた常同行動やこだわり、感覚の敏感さ、集団行動の苦手さが関係してくることに明確に気づいていったのでした。

そして、小学3年生になり、もう一度受診をして発達検査を受けたところ、自閉スペクトラム症と診断されました。
今は長男のペースでいろんなことに取り組み、良いところが伸ばせるように試行錯誤の日々を過ごしています。

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発語がゆっくりな年少の次男「おちび」

末っ子次男は歩行も発語もきょうだいのなかで1番ゆっくりでした。そして1番社交的です。行動面については本当にしっかりしていて、周りをよく見て理解していました。
発語はなくても上手に意思を伝えてくれていたので、特に私が困ると感じたことはありませんでした。しかし、1歳半から3歳目前まで、言葉の伸び代があまり感じられず療育へ行くことを決めました。

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発達検査では問題なく、理解力もあるとのことでした。ただ、比較的マイペースな性格らしいので「こんな風に導いてあげるといいよ」と発達外来の先生に教えていただきました。 そしていろんな刺激をもらえるといいなと思い、3歳児クラスでの幼稚園入園を決めました。

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