子育て情報『ADHD息子、暴れて小学校から強制帰宅。教育委員会は「受け入れ先がない」息子の居場所はどこにもないの?【読者体験談】』

2024年4月2日 14:15

ADHD息子、暴れて小学校から強制帰宅。教育委員会は「受け入れ先がない」息子の居場所はどこにもないの?【読者体験談】

だと特別支援学校に通うには高く、難しいかもしれないとも言われました。

先生から「親御さんが『癇癪を起こしても学校で面倒を見てくれ』と言ったら我々はやるしかないんです」と言われたことがあったのですが、この言葉は学校で対応できないから移ってほしい(でも移るのは現実的に難しい)としか聞こえませんでした。私は(もう学校は息子をみてくれる気持ちはないのかもしれない)と感じました。


ケース会議では『息子のニーズに合う受け入れ先の学校は現状はないのが現実』

3年生の11月から付き添い登校をすることに決まりました。私がいることによって息子が安心し、癇癪を起こさないのではないかとの学校からの提案で、3、4時間目と給食だけ参加し、途中癇癪を起こすようなら帰宅してほしいと言われました。

そんな中、学校、教育委員会、区の職員などでケース会議がありました。ですが結論はでず、ただ『息子のニーズに合う受け入れ先の学校は現状はないのが現実』と告げられました。そうすると、なおさら今いる特別支援学級にお世話にならないといけません。
でも特別支援学級からは特別支援学校を勧められ……。うちの子の居場所はどこにもないの?と途方に暮れました。

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4年生になっても、3、4時間目と給食、そして放課後登校が続きました。それ以外の時間は犬の散歩やサイクリングをしていたのですが、息子は学校へ行くことができないことにストレスを貯めているようでした。ある日先生に「なぜオンライン授業はできないんでしょうか」と聞いたところ「そういう方法がありましたね」と言われやっとオンライン授業が始まりました。ですが、オンライン授業をしても息子の存在を忘れられていることや、教材を事前にもらえないこと、手を挙げているのに分かってもらえないことが頻繁に起き、この方法では……と限界を感じていました。また、学校に問い合わせても回答が2週間かかるなど対応が後手後手になっていると感じ、包括的に担当してもらうべくスクールソーシャルワーカーに介入してもらうことになりました。


学校(担任、主任、管理職)、医者、訪問看護、SSW、区の担当、相談支援専門員でケース会議が行われました。医師のもう少し長い時間学校へ行かせてあげてほしいとの訴えは、他の児童の安全確保、本人が穏やかに活動を進めることが最優先とのことで退けられる形となりました。

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