子育て情報『小2息子、放課後等デイの先生の顔にケガを!「私の育て方がいけなかった?」ショックの私に先生は…』

2024年4月10日 06:15

小2息子、放課後等デイの先生の顔にケガを!「私の育て方がいけなかった?」ショックの私に先生は…

先生は念のため病院を受診。私も夫も大きなショックを受け、夫婦で誠心誠意お詫びしました。

失礼ながら先生のお顔のケガを確認したところ(穴が開くほど拝見してしまいました)、傷にはなっていない様子でひとまず安堵したのですが、もしかしたらファンデーション等で隠してたのかもしれないと考えたら申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

家に帰ってから長男を座らせ、今回のことについて話をしました。とはいえ私はショックのあまり怒りの感情が出ず、淡々と叱るので精一杯でした。
長男はそんな私の様子が怖かったのか、反省しているのか、涙をこぼしてじっと聞いていました。

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ショックを受ける私を救ったのは

特別支援学級の担任の先生とは毎日、日課帳(連絡帳みたいなもの)でのやりとりがあるのですが、情報共有のため長男が起こしたことについて書きました。
先生に話を聞いてもらいたい気持ちもあったのですが、なんとその夜先生がわざわざ電話をくれました。


先生にケガをさせてしまうなんて、私の育て方がいけなかったと感じたこと、これから先どうやって長男を育てればいいのか分からなくなってしまったことなどを電話口で先生に全部伝えました。
すると先生は優しくこう言いました。

「お母さん。お母さんの育て方がいけなかったというのは、絶対にありません」

「先生のおケガのお具合は気になるところですが、誰かにケガをさせてしまうこと、誰しも一度くらいはあると思いますよ。
それに子どもは小学校の中学年になるとギャングエイジと呼ばれる時代に入っていきます。

仲間意識が強くなって保護者や教師にこれまでとは違った態度を取るようになります。成長の過程ですからそれでいいんです。
ですからお母さんがそんな風に思わなくていいと思うんです」

先生の言葉が1つひとつ私の心に染み込んでいくようでした。

長男の担任の先生がこんなに温かい先生で心からありがたく感じ、私はまた涙が出ました。

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おわりに

担任の先生はその後転任されてしまいましたが、あの時担任の先生でいてくださったことに本当に感謝しています。
私が先生の温かい言葉にどんなに救われたか、感謝してもしきれません。

子どもに関わるすべての先生たちのご健康とご多幸を心から願っています。

執筆/星河ばよ

(監修:室伏先生)

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