障害のある息子が入園。人間関係は大丈夫?楽しい園生活のため母が作ったものは…
保育園入園で、生活がガラッと変わったきいちゃん
新生活といえば、子どもたちだけでなく、その親である私たちも子どものことを考え、緊張したり不安になったりしますよね。
とくに、子どもがうまく園や学校に馴染んでくれるのだろうかと心配になります。
子どもに障害があれば、なおさらだと思います。
きいちゃんは保育園入園時と小学校入学時と今まで大きく2回、生活がガラッと変わりました。
今回は保育園の入園の時の話を書きたいと思います。
保育園入園!子どもが心配だけれど、親自身も周囲の発言で傷つくことも……
きいちゃんは生後半年の時、運よく加配枠で保育園に通えることになったのですが、嬉しさと同時にとても不安になりました。
周りに受け入れてもらえるだろうか?いじめられたりしないだろうか?担任の先生はどんな人だろう……?ということです。
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また、ダウン症という障害の特性ゆえ、外見的特徴から周囲に障害が分かりやすいのですが、それが、周囲の人に障害があることを分かってもらえるというように良いように作用することがあれば、時には差別的な発言を受けるなど悪いように作用することもあります。
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保育園入園時はまだ子どもが小さく、親である私たちも障害を受け入れられてないことも多かったりするため、不用意な発言を受けた時は傷ついたり、上手く感情を対処できなかったりします。
現にその頃、私の周囲の同じダウン症のある子のママさんたちの中には、
「子どもをベビーカーに乗せて歩いていると、子どもの顔をじっと見ていく人がいて悲しかった」
「定型発達のママにじろじろと子どもの顔を見られてコソコソ何か言われてしまった」
……と、事実がどうであれ、悩んでいるママがいました。
私自身は、(被害妄想は炸裂していたものの)実際には傷つく体験をすることはなかったのですが、元来、鈍い性格なので気づかなかったり、運がよかったのかもしれません。
しかーーし‼可愛い子どものため、悩んでばかりでも仕方がありません。同じ条件下でも、子どもが楽しく過ごしやすく、そして人間関係をうまく整える方法を考えました。
作ってよかった「サポートブック」!
その対処として、私がやってよかったなと思うことの一つが「サポートブック」の作成です。
作ったサポートブックは、担任の先生や園長先生にお渡しし、きいちゃんの特性について情報共有をしました。