障害のある息子が入園。人間関係は大丈夫?楽しい園生活のため母が作ったものは…
サポートブックとは、入園、入学、進学など子どものライフステージが変わる時に、子どもの普段の様子や関わり方、知っておいて欲しい情報を、園や学校の先生と共有するためのツールです。詳しい内容、作成方法などは以下で紹介されているので参考にしてみてくださいね。
https://junior.litalico.jp/about/hattatsu/supportbook/
LITALICOジュニア「サポートブックとは」
わが家の場合は、先生が読む時に苦にならないように、長文ではなく、見やすく、大切なことだけを簡潔に書きました。それを100円均一ショップの透明フォルダーに入れて完成させました。
子どもの障害や特性について、口頭での説明だけだと内容がうまく伝わっていなかったり見返すこともできないので、サポートブックはとても有効でした。これで担任の先生とはうまく連携が取れたように思います。何か子どもに変化があれば、その都度ファイルを入れ替えるといいと思います。
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「サポートブック」で先生との連携はクリア!お次は……
さてさて、次は同じ園に通う保護者さんにうまくきいちゃんの障害を伝えなければ……。どうやったらうまく伝えられ、きいちゃんを受け入れてもらえるか考えました。
その方法とは……
また次の機会にお伝えできればと思います!
執筆/星きのこ
(監修:鈴木先生より)
園や学校以外でも通院している医師との連携に、このサポートブックは使えます。かかりつけ医はダウン症の一般的なことは分かっていても、合併症など個々の症状については把握していないことがあります。サポートブックにはそのお子さんの特性や既往歴・家族歴・受診歴等が書かれており、病院や学校が変わるたびに親が同じ話をしないで済むというメリットがあります。
私の外来では「医療支援ファイル」という学校・病院・親の連携を図るためのツールを使っています。個人情報が書かれているので管理は慎重に行っていく必要があります。ただし、サポートブックやファイルは外来で保険点数が取れず、あくまで医師によるサービス(ボランティア)として行っているために、時間に余裕がない医院や病院では対応が難しい場合もあります。
https://h-navi.jp/column/article/35029989
前の記事はこちら
(コラム内の障害名表記について)