子育て情報『入園目前で発語も指差しもない、多動の長男。児童発達支援と幼稚園を決めるまで』

入園目前で発語も指差しもない、多動の長男。児童発達支援と幼稚園を決めるまで


発達相談で受けたアドバイスを実践。しかし……

1歳半健診の時点で、まだ発語や指差しが見られなかった長男りー。その際に発達相談を担当した方に受けたアドバイスから、「おかしや飲み物など、りーに好きなものを選ばせる」という方法を試すことにしました。りーは選ぶところまではできるようになり、さらに何か欲しいときには両手を重ねて、上下に動かし「ちょうだい」という意思をアクションで伝えることができるようになりました。

しかし、相変わらず「ものを指さす」などの行動は見られず、なかなか次のステップには進んでいないように感じました。

知育の本や「言葉の発育を促す」とうたうおもちゃも試してみました。りーは楽しんでいましたが、それでも指さしをする、言葉を話すという効果は感じられませんでした。


多動で買い物にも四苦八苦。
知り合いの児童発達支援施設へ相談

入園目前で発語も指差しもない、多動の長男。児童発達支援と幼稚園を決めるまでの画像

Upload By かし りりあ

また当時りーと買い物に行くのは恐怖でした。カートに乗ってほしいのですが、ベルトを締めてもするりと抜け出してしまうので、仕方なくカートからおろすと売り場をダッシュ。周りの方の目が気になって欲しいものは買えずじまい。仕事が終わり、祖父母宅に迎えに行くまでの限られた時間でしか買い物には行けませんでした。

いろいろと手は尽くしてみましたが、うまくいかず……幼稚園入園が迫ってきた頃、知り合いの児童発達支援施設の先生へ連絡しました。こちらへは以前からりーの発達のことを相談していて、「利用することになるかもしれない」と話していたので、まずは施設を見学することになりました。


児童発達支援施設ってどんなところ?見学してみると……

見学に行くと、この児童発達支援施設で行っていることの説明を受けました。


専属の先生がつき、少しずつでもりーのできることを増やしていく。保護者の困りごとや願い(できるようになってほしいこと)に寄り添い、それが達成できるように療育をしていくところだということを教えてもらいました。

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両親、祖父母以外につながりのないりーに必要なものはコレだ、と思い療育に通うことを決め、役所での申請を行い、週2回の療育を始めました。
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実際療育に通ってみると、指先を動かす課題や、片足で立つ課題など、りーの発達段階に応じた療育を行ってくれました。

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