娘に合うと思った保育園を3ヶ月で転園!?ことの顛末と母の自戒
それまではD園の先生方に対する申し訳なさが大きかったのですが、これがきっかけで転園を視野に入れるようになりました。しかし、転園先で同じようなことになる可能性もあるので慎重に考えなくてはいけません。
あれこれ探りながらの転園
保育園・療育先・家庭で言動が変わる理由を考えた時に、おそらくD園の環境や雰囲気があずさには合わないのだろうと思いました。
あずさのクラスは30人近い大所帯なので、山登りや泥んこ遊びなどのアクティビティがいくら魅力的でも、それを楽しむ以前に騒がしさがしんどいのかもしれません。協働場面が多く、一斉指示が多いこともあずさには苦痛になっている可能性があります。また、わざと先生を困らせる行動は、多人数の中で自分だけを見てほしいという注目行動や、どこまで許されるかを測っている試し行動のような気がしました。
保育所等訪問支援の制度を使ってD園と連携を取ってもらうことも療育先に提案しましたが、問題の根が「大人数が合わない」という部分にあるならそこを変えるのは難しく、療育先からも「転園を選択肢に入れているなら訪問支援はできない。転園先でうまくいかなかった時にやりましょう」と断りがあり、覚悟を決めてD園に在園するか、転園するかの二択になりました。
さらに、療育先からは「あずさちゃんは保育園より、いっそ厳しめの幼稚園に入れてみては?」と私立幼稚園への転園も勧められましたが、私の考えではむしろ自由にいさせてくれる方針の園が合うように思えており、転園先の候補で療育先と意見が分かれたことにも悩みました。結局、経済面や通園距離からしても背伸びすることになるので幼稚園は選択肢から外すことにしましたが……。
日を置かず、市の保育担当課から特別支援対象児の認定申請に関する聞き取りの電話がありました。問題解決のために役所の人の力も借りようと思い、あずさの状況を説明した後で以下の点を相談してみました。
(1)実は転園を考えている
(2)近隣の園の空き状況が知りたい
(3)転園すると特別支援対象児の認定申請が宙ぶらりんになるが、市や園に迷惑がかかることがあるか
(3)については問題ないそうで、(1)(2)についても職員の方からさまざまなアドバイスをもらえました。
そして、まゆみが通うC園はもう定員に達していると聞いていたものの、ダメ元でC園の園長先生に相談してみると「まゆみちゃんのお迎えの時によく来るからあずさちゃんがどんな子かも分かってるし、一人ならギリギリ受け入れられますよ」