特別支援学級の自閉症娘、小2進級で笑顔が消えた!?ストレスで学校に行けなくなり…
また、学校への反感も示すようになりました。
不安やこだわりが強く、感覚過敏などの特性もある娘には、学校という環境はシンドイだろう……と療育の先生や主治医にずっと言われていましたが、「こういうところなんだな」と感じました。そして、先生との相性でこんなにも変わるものなのか……と驚きました。娘はひとたび「この人は無理」と感じると心のシャッターをピシャリと閉ざしてしまうので、今は無理強いせずゆっくりさせようと、しばらく学校へ行かないことを決めました。
ホームスクーリングに気持ちを切り替えた私は、娘と新しい生活をはじめました。結果として、この時は1週間後に再登校することになったのですが、再登校の時期はまた違った大変さがありました。そのことについてはまた別の機会に書かせていただきます。
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執筆/マミヤ
(監修:井上先生より)
特別支援学級の担任の先生が変わっただけでなく、交流学級の先生も変わり、そして指導方針まで変わったことで、お子さんにとって大きなストレスになり、登校自体が嫌になってしまったのでしょうね。
また、保護者にとっても、意見が取り上げてもらえないのは、非常につらい状況だったと思います。学校の内外で第三者的な立場から意見を述べてもらえる専門機関や連携先があると、保護者にとっても学校にとっても、そして本人にとっても助けになるかもしれません。
https://h-navi.jp/column/article/35030180
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)