息子の癇癪に毎日イライラ!カッとなり自己嫌悪…私を変えた「怒りのコントロール法」
みかみかんさんは、自分がなぜカッとなるのかについて、冷静に自己分析されたのですね。これってなかなかできないことですが、とてもいいやり方ですね。子育ても相性なので、お子さんの言動に自分がカッとなるのには自分のこだわりポイントが潜んでいるということはよくあります。子どもに対してこうしてほしいという思いであったり、自分自身のこだわりや苦手さ(例えば、部屋が片付いていないといやだとか、子どもの泣く声がつらい)などがあったりすることもあります。そのこだわりポイントやこうなってほしいという思いに対処するには、「カッとなって怒る」以外にどのようなやり方があるかなと考えてみると発想転換ができることもあります。
記事に書いてあったように、癇癪時に「しばらく離れる」というのは良い対処法ですね。癇癪を起こしているときに、声をかけたりもっと大きな声で怒ったり、逆になだめたりしてもあまり効果はありません。むしろ刺激を減らしておさまるまでそっとしておくほうが早く落ち着くことも多いものです。
危険がなければ少し距離を置いて関わらないようにするのはお勧めです。
https://h-navi.jp/column/article/35030324
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。