子育て情報『周りの人に迷惑?児童館、近くの公園からも足が遠のき…居場所がなかった自閉症息子1歳の頃』

周りの人に迷惑?児童館、近くの公園からも足が遠のき…居場所がなかった自閉症息子1歳の頃


親子で楽しく通えていたはずの支援センター。しかし1歳頃から足が遠のくように……

たーちゃんが赤ちゃんの頃は自宅保育をしており、地域の支援センターによく通っていました。
同じくらいの月齢のお友だちと遊んで刺激を受けたり、人見知りや場所見知りがよくなったりしたら良いなと思ったからです。また、私にとってもほかの保護者の方と話すことで、情報交換や気分転換ができました。

周りの人に迷惑?児童館、近くの公園からも足が遠のき…居場所がなかった自閉症息子1歳の頃の画像

Upload By みかみかん

たーちゃんは、人見知りや場所見知りで泣くことはありましたが、歩き始めるまでは問題なく通えていたと思います。
しかし、1歳頃から徐々に支援センターへ行きづらくなりました。たーちゃんの困った行動が目立つようになり、周りからの視線が気になってきたからです。


支援センターでの困った行動。
まだ小さいからしょうがない?でも周りからの目が気になって……

まず気になったのは、ほかのお子さんが遊んでいるオモチャを取ってしまうことでした。
「ほかの子が遊んでいるから、違うオモチャで遊ぼう」と誘導しても、一度気になると執着心が強く、なかなか気持ちを切り替えられませんでした。今考えると、ASD(自閉スペクトラム症)の特性で、人への興味より、物への興味が強かったのかもしれません。

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それに関連して、オモチャや絵本を次々出してしまうことも気になっていました。
その頃のたーちゃんは、支援センターでも自宅でも、ひとつのオモチャでじっくり遊ぶことはほとんどありませんでした。ほんの少し遊んだあと、別のオモチャを出して遊んでいました。
「遊ぶ」というより、「出す」ことのほうを楽しんでいるようにも見えました。飽きっぽいのか、集中力がないのか……。

私はたーちゃんがひっきりなしに出すオモチャや絵本を片づけ続けなくてはなりませんでした。

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ほかには、落ち着きがないことも気になりました。職員さんが絵本の読み聞かせをしてくれてもウロウロしたり、前に出て絵本をめくろうとしたりしていました。もっと月齢の低いほかのお子さんでもじっとしているのに……。どうしてたーちゃんはできないのだろう、と疑問に思っていました。

そして一番困っていたことは、あまりにも周りを見ずに部屋の中を走り回ってしまうことでした。私や職員さんが何度注意しても、やめられなかったです。
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